この記事では「考えを示した上」について解説をします。
「考えを示した上」とは?意味
あれこれ思いをめぐらせて出た事柄を示したのち、といった意味です。
「考え」には、考えること、ある事柄についてあれこれ頭を働かせること、知っていることや体験したことに基づいて筋道立てて頭を働かせることという意味があります。
「示し」は「示す」のことで、考えや気持ちなどを相手にわかるように表すという意味があります。
言葉で表す、態度で表すなど、表す方法はさまざまあります。
「上」は~した結果、~したのちという意味です。
「~と述べた上で」のような使い方をします。
この例の場合だと、ある事柄を述べてそのあとに、という意味になります。
「考えを示した上」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かの考えを示して、その後に何かを伝えるときに使用をします。
たとえば、新店舗をオープンするつもりであることを述べたとします。
「これから新しい店を作っていくつもりです」と考えを示しました。
その後に、「でも、まだ出店場所は決まっていません」とも伝えました。
これを「考えを示した上で○○と言いました」と表現します。
「上」は、~したのちという意味なので、「新店舗をオープンします」といった後に「出店場所は決まっていません」といった、という意味になります。
「上」の後には言葉が続きます。
「上」で言葉を切ってしまうと、考えを示してからどうしたのかわかりません。
この後に続く言葉は、こうもいった、こういったことをしたなどを意味するものです。
また「考え」の前には、どんな考えを示したのかを表す言葉がきます。
さまざまな考えに対して使うことができます。
「考えを示した上」を使った例文
・『考えを示した上で○○と述べました』
「考えを示した上」の返答や返信例
「上」の後に続く言葉によって返事の内容が変わります。
こうしてくださいと求められている場合は、それを受け入れることができるのか、できないのかを答えます。
できないときには、なぜできないのか理由を述べることが望ましいです。
理由がわからず断られても、納得することができないので、断る理由を伝えることが大切です。
そして、相手を気遣うようにもします。
この後に発言した内容について質問をしたり、さらに深く話を進めて行ったりすることもあります。
まとめ
この言葉は、ある考えを示してから、何かを発言するときに使うことが多いです。
「上」で言葉を切ることはなく、この後には「こういったことをいった」などの言葉が続きます。
「考え」の前や「上」の後には、さまざまな言葉をつなげることができます。