この記事では「という側面もある」について解説をします。
「という側面もある」とは?意味
そういった性質や特色もあるという意味です。
「という」は、「と」が受ける事柄を強調する意を表します。
「スマホというものは難しい」のような使い方をします。
この例の場合だと「と」が受ける「スマホ」を強調していることになります。
「側面」は、多くの中の一面、いろいろな性質や特徴などがあるうちの一面という意味です。
他にも、正面に対して横の面、中心とははずれたわきの面という意味もありますが、この場合はこれらの意味ではありません。
「も」は、同じような事柄が他にもあることを表します。
「私もリンゴが好きだ」といった使い方をするものです。
この例の場合だと、私だけでなく、あなたもリンゴが好きである意が含まれています。
「ある」は存在する、物事がはっきりと認められるという意味です。
「という側面もある」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、いろいろな性質などがある中で、そういった面もあるのだと伝えるときに使用をします。
値上げのことで説明をします。
ある企業は値上げをしようか考えています。
しかし、今のところ実施する予定はありません。
コストを削減したり、容量を少なくしたりすることで、これまでの価格を維持していけそうです。
しかし、値上げをしないのはこれだけが理由ではありません。
そうしないのは、価格をあげると消費者に言いにくいからということもあります。
コストの削減、容量の変更などいろいろとある理由の中の一つが、言いにくいからです。
このことを「消費者に伝えにくいという側面もある」と表現します。
「という」の前には、強調したい事柄がきます。
「という側面もある」を使った例文
・『コストがかかるという側面もある』
『メンテナンスをしにくいという側面もある』
「という側面もある」の返答や返信例
前にくる言葉によって返事の内容が変わります。
ある製品を導入しようと思っているとします。
その製品を使用すると便利です。
しかし、手入れが大変だという面もあります。
そういったときには、メリットとデメリットを考えて、導入するかを検討します。
導入するかを決めるために話し合いをしたり、いろいろ考えてその結果を伝えたりなどすることになるはずです。
ひつとの事柄だけを見るのではなく、さまざま事柄を見て考えていきましょう。
まとめ
この言葉は、さまざまな性質などがある中の一つの面を指すときに使用をします。
Aもあるし、Bもある、その中の一つにCもあるといったときに使用をするものです。
「という」の前にくる言葉を変えることで、さまざまな事柄に使用することができます。