「共感しました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「共感しました」とは?
「共感しました」は、他人の感情と同じような気持ちであると感じる場合に使用できる言葉です。
「共感」は、「共に感じる」という言葉が熟語になったものです。
そのため、対象となる相手が必要になります。
そして、その相手が感じているような感情を共に感じることを「共感」という言葉で表現できるのです。
なお、「共感」は名詞です。
そのため、動詞の「する」を組み合わせて使用する事ができます。
ここでは「する」が変形して「しました」になっています。
「する」という動詞に、に丁寧語の「ます」を過去形にした「ました」を加えているのです。
「共感しました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「共感しました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるセミナーに参加したとします。
そのセミナーでは、今後の業界の「あるべき姿」について説明があったのです。
このような場合には、「本日の説明を聞いて、とても共感しました」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の考えや感情と同じような気持ちであることを、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「共感しました」の使い方に注意しましょう。
これは丁寧語の「ます」を使用した表現です。
これを謙譲語に言い換えれば「共感いたしました」になります。
同じ意味ですが、敬語の種類によって表現が変わります。
相手や状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「共感しました」を使った例文
「共感しました」を使った例文を挙げます。
例文のように、共感した対象などを先に述べると、自然で分かりやすい文章を作成できるのです。
・『本日のお話に、とても共感しました』
・『著書を読んで、心から共感しました』
・『ご講演の内容に、心底共感しました』
「共感しました」の類語と敬語での言いかえ
「共感しました」の類語と敬語を解説していきます。
「共感しました」の類似表現
「共感しました」の類似表現には、「共鳴しました」があります。
「共感」と「共鳴」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「共感しました」の敬語表現
「共感しました」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「共感いたしました」に言いかえできます。
なお、この場合は謙譲語の「いたす」を使用した敬語表現になるのです。
まとめ
このように「共感しました」は、他人の感情と同じような気持ちであると感じる場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。