「鑑みた結果」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「鑑みた結果」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「鑑みた結果」について解説をします。

「鑑みた結果」とは?意味

過去の事柄や見習うべきものなどと照らして考えてみた最終的な状態、といった意味です。

「鑑み」「鑑みる」のことで、過去の事柄や見習うべきものなどと照らし合わせて考えるという意味があります。

「今の状況に鑑みて」「昨年の売上に鑑みて」などの使い方をします。

読み方は「かんがみる」です。

「鑑」という漢字には、かんがみる、照らし合わせてみるという意味があります。

「結果」は、結末の状態、ある原因や行為から生まれた結末という意味です。

「よい結果」「意外な結果」などの使い方をします。

「鑑みた結果」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かを参考にして、何らかの結果を出したときに使用をします。

ある商品の販売を中止にすることを決定したとします。

なぜ販売を中止にすることになったのかというと、売れ行きがよくないからです。

しばらく様子をみていましたが、売れ行きはよくなりません。

このまま販売し続けていても、急に売れ行きが伸びるということはないでしょう。

これまでの売り上げ成績と照らし合わせ、販売を中止する決定をしました。

これまでの事柄と照らし合わせて、ある結果に至った。

このことを「鑑みた結果」と表現します。

この場合だと、「過去の売り上げを」という言葉が、この前にきます。

「結果」の後には言葉が続きます。

続く言葉は、「このようになりました」と、どういった結果になったのかを表すものであることが多いです。

この言葉だけで使うことはなく、前と後に言葉をつけて使います。

なぜそのような結果になったのか、聞き手は疑問に思うはずなので、その結果に至った具体的な理由も述べるとよいでしょう。


「鑑みた結果」を使った例文

・『昨今の状況に鑑みた結果、○○とすることになりました』

「鑑みた結果」の返答や返信例

どのような結果になったのかによって、返事の内容が変わります。

その結果に不満がなければ、「それに賛成します」という意を表します。

その結果にあった行動をしていくことになるでしょう。

結果に納得できない場合は、納得できない気持ちを伝えることがあります。

しかし、すでに決定されているので、決定されたことを変えることは難しいかもしれません。

決定されたことを変えるためには、なぜそれに納得できないのかはっきりと示す必要があります。

具体的に示すことが重要です。

まとめ

この言葉は、ある事柄と照らしてみて、何らかの結果を導き出したときに使用をします。

何かを決定する際には、さまざまなことを考慮に入れるはずです。

そのため、この言葉を使う機会は少なくないことでしょう。