「当職は」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「当職は」とは?
「当職は」は、ビジネスにおいて自分の事を言い表すために使用する言葉です。
これは、「私は」と同じ意味で使用できると言えます。
ビジネスにおける一人称として、「私」を使用するのが一般的ですが、「当社」で自社を表せるように、「当職」で自分を表す事ができるのです。
なお、「当社」の「社」は「会社」を意味します。
これに対して「当職」の「職」は「職業」や「職員」を示して使用されるのです。
なお、これを「小職」や「弊職」と表現する事もあります。
この場合は、自分をへりくだって表現する形になります。
「当職は」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「当職は」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あたらしい顧客を訪問したとします。
相手は、あなたの経験が十分なものかを心配しているようでした。
このような場合には、「当職は、十分な経験を持っておりますのでご安心ください」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分の事を上手に表現して、相手に円立つできるのです。
この言葉を使用する際には、「当職」の使い方に注意しましょう。
これは表現としてはニュートラルなものです。
つまり、へりくだった表現にはなっていないのです。
相手に対して敬意を示す場合には、「小職」や「弊職」などのへりくだった一人称を使用するとよいでしょう。
このようにすれば、謙譲語と同様に、間接的に相手に敬意を示す効果があるのです。
「当職は」を使った例文
「当職は」を使った例文を挙げます。
例文のように、「当職は」を「私は」と同じ意味だとらえれば、自然な文章を作成する事ができるのです。
・『当職は、以前からこの仕事に従事しております』
・『当職は、十分な実績と経験を持っています』
・『当職は、最善の努力を尽くしてまいりました』
「当職は」の類語と敬語での言いかえ
「当職は」の類語と敬語を解説していきます。
「当職は」の類似表現
「当職は」の類似表現には、「小職は」があります。
「当職」と「小職」は、謙譲語の有無に違いはあるものの、同じような使い方ができる言葉なのです。
「当職は」の敬語表現
「当職は」を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「弊職は」に言いかえできます。
このように表現すれば、相手に対して敬意を示す一人称になるのです。
まとめ
このように「当職は」は、ビジネスにおいて自分の事を言い表すために使用する言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
