「先だってより」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「先だってより」とは?
「先だってより」は、過去のある時点からという事を表現できる言葉です。
「先だって」は「せんだって」と読みます。
これは「さきだって」と読む場合もあるので注意しましょう。
「先だってより」とした場合は「せんだって」と読みますが、「先だってご連絡します」とすれば「さきだって」と読むのです。
また「先だってより」とは、「この前から」や「先日より」と同じような意味で使用できます。
これは、比較的近い過去を指し示すための言葉なのです。
「先だってより」と述べる事で、近い過去からの継続した動作を言い表す事ができるのです。
「先だってより」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「先だってより」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある仕事を任されたとします。
しかし、実際に仕事に着手したのは先日からなのでした。
このような場合には、「先だってより、仕事にとりかかっております」と述べるとよいでしょう。
これにより、比較的近い過去の日付を指し示して、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「先だって」の使い方に注意しましょう。
これは、組み合わせる言葉によって読み方が変化します。
「せんだって」と読むか「さきだって」と読むかの違いが生じるのです。
誤った読み方にならないように、周囲の文脈や言葉に注意するとよいでしょう。
「先だってより」を使った例文
「先だってより」を使った例文を挙げます。
例文のように、先だってより「何をしているのか」を続けて述べると、自然な文章を作成できるのです。
・『この仕事は、先だってより取り組んでおります』
・『この組織には、先だってより参画しています』
・『この施策については、先だってより推進しております』
「先だってより」の類語と敬語での言いかえ
「先だってより」の類語と敬語を解説していきます。
「先だってより」の類似表現
「先だってより」の類似表現には、「先日より」があります。
「先だって」と「先日」は、同じようなニュアンスで使用できる言葉なのです。
「先だってより」の敬語表現
「先だってより」を単独で敬語にはできません。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で実現する必要があるのです。
たとえば「先だってより取り組んでおります」とすれば、「おる」という謙譲語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「先だってより」は、過去のある時点からという事を表現できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
