「余談はこれくらいにして」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「余談はこれくらいにして」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「余談はこれくらいにして」について解説をします。

「余談はこれくらいにして」とは?意味

用件とは別の話はこれで終わりにして、といった意味です。

「余談」には、用件とは別の話という意味があります。

「余」は、ほか、それ以外の、「談」は、はなす、はなしという意味を持つ漢字です。

このことからも「余談」には、他の話しという意味があることがわかります。

「これ」は近くにあるものを指す言葉です。

話し手が持っているもの、今話題にしたこと、話し手が当面している場面などを指します。

「くらい」は、だいたいの基準となる事柄を表します。

「目に見えないくらいの大きさ」のような使い方をします。

「余談はこれくらいにして」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、本題に入るときに使用をします。

最初は用件を話していたけれど、途中で別の話しに移ってしまった。

別の話しから本題に戻りたいといったときに、こういったことを述べて、本題に戻していきます。

たとえば、Aという事柄について話をしていたとします。

Aについての話が用件で、この事柄を中心に話していきたいです。

しかし、話をしている間にAに関連する別の事柄に話が移ってしまいました。

その話が楽しいので、つい別の事柄を話してしまいました。

しかし、いつまでも別の事柄を話していては、用件を最後まで伝えきることができません。

そろそろ、用件に話を戻す必要があります。

そのときに、この言葉を使用します。

「これくらいにして」の後には、「話を元に戻します」という意味の言葉が続きます。

目上の人との会話よりも、自分と同等または下の立場の者との会話で使われることが多いです。

メールでも使うことはありますが、メールで余談をすることは少ないので、対面や電話で使うことの方が多くあります。


「余談はこれくらいにして」を使った例文

・『余談はこれくらいにして、話を元に戻しましょう』

「余談はこれくらいにして」の返答や返信例

この後に用件が伝えられるので、その内容について話し合いをします。

余談をするのが楽しかったかもしれませんが、いつまでも余談をしていては、用件を伝えきることができません。

切りのいいところで余談は終わりにして、用件を話し合いましょう。

相手の話を聞いたり、こちらから意見を述べたりなどします。

余談で話していた事柄をもっと詳しく知りたいときには、別の機会に話をするとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、話が本筋から離れてしまったときに、本筋に戻すために使用をします。

会話をしていると、別の事柄に話が移ってしまうことがあります。

楽しい会話ですが、用件は何だったのかを忘れないようにしましょう。