この記事では「業務にあたっております」について解説をします。
「業務にあたっております」とは?意味
仕事をしています、といった意味です。
「業務」には、職業や事業など継続して行う仕事という意味があります。
たんに賃金を得るための活動ではなく、継続をして行うものです。
不用品をオークションに出品して購入してもらえれば、賃金を得ることができますが、これは継続して行っている仕事ではないので、業務とはいいません。
営業の仕事をしている、販売の仕事をしているなど、継続して行っているものが業務です。
「あたって」は「あたる」のことで、従事する、担当するという意味です。
「おります」は、「いる」の丁寧な言い方の「おる」と、敬意を表す「ます」をつなげています。
「業務にあたっております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手や話し手側の人が、ある仕事に従事していることを表す際に使用をします。
自分が何の仕事をしているのか、自己紹介のときに話す際に使うことが多いです。
話し手は清掃の仕事をする人だとします。
その場合は「清掃業務にあたっております」と表現します。
業務といってもさまざまなものがあるので、この前に何の業務なのかを示す言葉がきます。
しかし、その人が何の仕事をしているのかを聞き手が知っているときには、業務の前に何の仕事なのかを表す言葉はつけないことがあります。
データ入力の仕事をしている人がいたとします。
この人が普段からデータ入力をしていることは、他の人たちも知っています。
「今その仕事をやっているところです」ということを伝える際には、「データ入力の」と使わずに「業務にあたっております」だけで表現することができます。
「業務にあたっております」を使った例文
・『製造業務にあたっております』
「業務にあたっております」の返答や返信例
自己紹介のときに述べている場合は、さらに詳しく仕事のことを聞いたり、仕事以外のことについてさらに詳しく聞いたりします。
仕事のことはあまり聞かないで欲しい、深入りしないで欲しいという人もいるので、どの程度までなら聞いてよいのか考えましょう。
今仕事をしていますという意味で述べている場合は、仕事の進み具合を聞いたり、継続するようにと伝えたりなど、さまざまな対応の仕方があります。
何の仕事をしているのか、どのような状況なのかによって、返事の内容が変わります。
まとめ
この言葉は、話し手や話し手側の人がどのような仕事をしているのかを表す際に使用をします。
業務といってもさまざまなものがあります。
そのため、営業、販売、製造などさまざまな仕事について使うことができます。