この記事では「精査させていただきます」について解説をします。
「精査させていただきます」とは?意味
詳しく調べますという意味です。
「精査」には、詳しく調べることという意味があります。
ある事柄をはっきりとさせるために、細かな部分まで調べることです。
「情報を一つずつ精査する」のような使い方をし、この場合は情報のひとつひとつを、細か点までよく調べてはっきりさせることを意味します。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、遠慮しながら動作を行う意を表します。
このような表現をして、相手に対して敬意を表すものです。
「ます」は敬意を表す語です。
「精査させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、これから何かを詳しく調べますというときに用います。
すでに調べたときではありません。
すでに調べ終わっている場合は、「精査させていただきました」となります。
「た」は過去や完了を表す語です。
たとえば、ある案件をもらったとします。
この案件がどういったものなのか、これを受け入れることができるのかなどを判断するために、細かなところまで調べる必要があります。
そういったときに「これから調べます」ということを伝えるために、この言葉を用います。
相手を敬う表現をしているので、この形で失礼にはなりません。
頼まれて調べる場合も、頼まれていないけれど調べる場合も用いることができます。
わかるようならば、いつごろ精査が終わるのかも伝えておくとよいでしょう。
待っている方は「いつ終わるのだろうか」と気になります。
いつごろ終わるのかがわかっていると、そのときまで安心して待っていることができます。
調べ終わったなら、できるだけすぐに結果を伝えることが望ましいです。
「精査させていただきます」を使った例文
・『○○について精査させていただきます』
・『精査させていただきますので、しばらくお時間をください』
「精査させていただきます」の返答や返信例
これから詳しく調べるところなので、結果がでるまで待っていましょう。
細かなところまで調べる必要があるので、結果がでるまで時間がかかるかもしれません。
催促したくなるかもしれませんが、相手が結果を伝えてくるまで待っていてください。
催促をして焦らせてしまうと、調べ方がいい加減になってしまう心配があります。
何の精査なのかにもよりますが、精査が終わったら調べてくれたことに対してお礼を伝えます。
まとめ
この言葉は、何かを詳しく調べるときに用います。
頼まれて調べる場合も、頼まれていなくて調べる場合も使うことができるものです。