この記事では「ご共有いただければ幸いです」について解説をします。
「ご共有いただければ幸いです」とは?意味
何かを一緒にもってくれるとありがたい、という意味です。
「ご共有」は「共有」に「ご」をつけて、敬意を表す表現にしたものです。
「共有」には、一つのものを2人以上で一緒に持つことという意味があります。
ここにAという車があるとします。
そのA車をKさんとTさんが一緒に使っています。
これが「共有」が意味するものです。
「いただけ」は「いただく」を指し、「もらう」の謙譲語になります。
「ば」は、実現していない事柄を仮に実現したと考えていう語です。
「明日晴れれば海に行く」のような使い方をします。
「幸いです」は、その人にとってありがたいという意味です。
遠回しにお願いをする際に使われます。
「ご共有いただければ幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手と聞き手が何かを共有したいときに持ちます。
「幸いです」と遠回しにお願いをしています。
話し手がAという情報を持っていたとします。
この情報を聞き手にも知っておいてもらいたいです。
同じ情報を2人以上で一緒に持つのです。
このような場面でこの言葉を使用します。
「いただく」は動詞の連用形に「て」を添えた形につくと、話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。
この場合は「共有していただけると~」と表現することもできます。
このように表現すると、私があなたから恩を受けるといった意味合いになります。
「いただく」は、話し手側からお願いをして何かをしてもらうときに使うことが多いです。
この場合は、共有してくださいとお願いをしているので「いただく」を使っています。
「ご共有いただければ幸いです」を使った例文
・『○○についてご共有いただければ幸いです』
「ご共有いただければ幸いです」の返答や返信例
共有することを求められています。
それが可能なのか、不可能なのかを答えましょう。
情報の共有ということであれば、相手の求めに応じられると思います。
情報を共有することの負担は少ないでしょう。
製品の共有となると、費用面が気になります。
どちらがどの程度の費用を負担するのか確認しておきましょう。
また、それを共有することによるメリットやデメリットも考慮する必要があります。
いろいろな面から考えて検討をしてください。
まとめ
この言葉は、話し手が聞き手と何かを共有したいときに用います。
他者と共有することでメリットがあるからこそ、お願いをしています。
しかし、話し手にとってメリットがあっても、聞き手にとってはメリットとはならないことがあります。
その点を考慮してお願いをすると、こちらの希望が通る可能性があります。