「参考までに同封いただければ幸いです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「参考までに同封いただければ幸いです」とは? ビジネス用語【一語】

「参考までに同封いただければ幸いです」という表現法についての解説です。

「参考までに同封いただければ幸いです」とは?意味

「参考までに同封いただければ幸いです」は、相手の企業の方に対し、参考となるような資料を一緒にもらえればうれしいという意味です。

なので、プロジェクトなどを依頼された際、参考になるような事案を資料として提示してもらえれば、なおプロジェクトが進行しやすいのでありがたいという意味になります。

「参考までに同封いただければ幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「参考までに同封いただければ幸いです」は、相手側から仕事を請け負い、請け負った仕事を完遂させるための資料を貰えればうれしいということを表現するために使用します。

そのうえで、この言葉の注意点は、相手側が資料を用意した場合、相手側は資料を用意したのだからプロジェクトの完遂および、プロジェクトの受諾の拒否は望ましくないという考えになるので注意が必要です。

つまり、相手側はここまでおぜん立てをしたのだから途中で投げ出すこと、端から仕事を受けないという返事は許さないというスタンスになる点が注意点です。


「参考までに同封いただければ幸いです」を使った例文

・『新規事業の計画の成功において資料のほどを参考までに同封いただければ幸いです』

「参考までに同封いただければ幸いです」の返答や返信例

「参考までに同封いただければ幸いです」は、相手側が資料の同封をして貰えればうれしいと述べているわけですから、資料を同封するか、しないかが返事です。

よって、資料を同封して送る場合、「後日資料を同封した書類を渡します」という形で資料を送ることを約束し、資料を送らない場合、「思料を用意できません」という形で資料自体が用意できないという形で返事をすればよいでしょう。

なお、資料を同封しても相手側はお仕事を完遂するかどうかは未知数なので、あくまで資料は相手が仕事をしやすいようにするためだけのものです。

まとめ

「参考までに同封いただければ幸いです」は、自分たちが引き受けたお仕事に関する資料を貰えれば、仕事がやりやすいので資料を貰えればうれしいという意味です。

なので、この言葉は資料を用意してあげると一応仕事がやりやすくなるというわけになります。

ただし、絶対に仕事を完遂するという約束事ではないので、仕事を引き受けた側は信頼を無視するのであれば仕事を投げ出すことも一応可能です。

ただ、そうした企業は誰からも信頼されなくなるうえ、相手に資料という労力まで尽くさせた挙句、もらった仕事を投げ出すわけですから、企業イメージはほとんど0になるのでこの言葉は実質仕事を投げ出さないもののみが言える仕事に関するやり取りの言葉になります。