「ご認識に相違ありません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご認識に相違ありません」とは?
「ご認識に相違ありません」は、認識が同じ場合に使用できる言葉です。
「認識」は、「知覚していること」や「事実として把握していること」などを意味します。
ここでは接頭語の「ご」を付与して「ご認識」とする事で、相手に敬意を含む言葉にしています。
なお、「相違」とは「違う事」や「違い」を意味する言葉です。
また、「ありません」は「ない」を丁寧語で言い換えたものです。
つまり「相違ありません」とは「違いない」と同じ意味であり、「同じである」という内容を、逆の観点から言い表したものなのです。
「ご認識に相違ありません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが顧客から要求を受けたとします。
そして、相手の要求内容を確認するために、復唱してから齟齬がないかを問いかけることにしたのです。
このような場合には、「ただいま申し上げた内容で、ご認識に相違ありませんか」と述べるとよいでしょう。
これにより、認識が違っていない事を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「相違ありません」の使い方に注意するとよいでしょう。
これは「相違ございません」のように言い換える事ができます。
「ございません」のほうが、より丁寧に聞こえる表現です。
相手や状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「ご認識に相違ありません」を使った例文
「ご認識に相違ありません」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を加えていくことで、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『申し上げた内容に、ご認識に相違ありませんか』
・『この内容で、ご認識に相違ありませんでしたか』
・『ご認識に相違ありませんようで幸いです』
「ご認識に相違ありません」の類語と敬語での言いかえ
「ご認識に相違ありません」の類語と敬語を解説していきます。
「ご認識に相違ありません」の類似表現
この言葉の類似表現には、「ご認識に違いありません」があります。
「相違」と「違い」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「ご認識に相違ありません」の敬語表現
この言葉を、を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご認識に相違ございません」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご認識に相違ありません」は、認識が同じ場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
