みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「大変魅力的なお話をいただき」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「大変魅力的なお話をいただき」とは?
「大変魅力的な」とは、「とても有意義な」あるいは、「とても価値のある」といった意味合いの言葉です。
「魅力」には「人を引き付けて離さない見えない力」といったニュアンスがあり、物事に意味や価値を見出した場面で「魅力を感じる」となります。
「お話をいただき」は、相手から相談などを持ち掛けられた際に使う言葉で、接頭語「お」を付けた「お話」と、「もらって」を丁寧にした「いただき」を組み合わせた言い方です。
つまり、「大変魅力的なお話をいただき」は、相手から価値や意味のある内容の相談などをもらえた場面で使うことが出来る言葉になります。
「大変魅力的なお話をいただき」の使い方や注意点
ビジネスシーンでは、「お話をいただき」というシチュエーションがとても多くなります。
その中でも、「大変魅力的」な内容の話は、希少性が高く価値あるものとなります。
ビジネスシーンでは、それを「チャンス」と見なすことが可能であるため、「大変魅力的なお話をいただき」の場面では、相手に感謝の気持ちを伝えるケースが多くなるでしょう。
このことから、この言葉の後には、「感謝申し上げます」といったお礼を伝えるフレーズが続く使い方になることが分かります。
注意点としては、相手が目上の立場である場合はもちろんのこと、相手から受けた価値あるチャンスに対しては、丁寧な表現で正しく感謝を伝えるべきであることです。
例えば、「大変魅力的なお話をいただきありがとう」という言い方は、言葉のバランスも悪く、相手に対して失礼にあたる表現となってしまいます。
「大変魅力的なお話をいただき」の言い換え
・『大変貴重なお話をいただき』
・『大変価値のあるお話をいただき』
・『大変有意義なお話をいただき』
・『大変ありがたいお話を頂戴し』
・『大変魅力あるお話を頂戴し』
「魅力」がある話には、「貴重」で「価値」があることから、それらを同類語として活用できることが分かります。
また、後に続く感謝のフレーズも、相手の立場や状況に見合った表現となるよう、工夫できると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「大変魅力的なお話をいただき」は、双方にとって価値や意義がある話をもらえた場面で使われている言葉です。
ビジネスは相手との深い信頼関係の上に成り立つものです。
お互いに理解し合うことで、「目に見えない魅力的な何か」が世の中の価値として具現化できるよう、ビジネスパートナーシップを大切に取り組んでいきたいものです。