「拝受させていただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「拝受させていただきます」とは?
「拝受させていただきます」は、「受け取らせてもらう」という内容を敬語で丁寧に言い換えた言葉です。
「拝受」は「受ける」や「受け取る」を意味する謙譲語です。
ここでは、「拝む」という言葉を付与して「拝受」とすることで、相手に敬意を示す形にしています。
また、「させていただきます」は「させてもらいます」を謙譲語にしたものです。
ここでは「もらう」を意味する「いただく」という謙譲語を使用しています。
さらに語尾には丁寧語の「ます」を付与する事で「いただきます」にしているのです。
「拝受させていただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「拝受させていただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが社内で優秀賞を受賞したとします。
それは、日頃の成果を会社が認めてくれたものでした。
このような場合には、「それでは、拝受させていただきます」と述べるとよいでしょう。
これにより、賞を謹んで受け取る様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「拝受させていただく」の使い方に注意するとよいでしょう。
「させていただく」は正しい表現ですが、冗長なフレーズでもあります。
たとえば「拝受します」や「拝受いたします」にしても、同じような意味で使用できるのです。
シンプルに言い換えできる事を、しっかり認識しておくとよいでしょう。
「拝受させていただきます」を使った例文
「拝受させていただきます」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、冒頭に言葉を加えてアレンジするのもよいでしょう。
・『拝受させていただきます』
・『謹んで拝受させていただきます』
・『喜んで拝受させていただきます』
「拝受させていただきます」の類語と敬語での言いかえ
「拝受させていただきます」の類語と敬語を解説していきます。
「拝受させていただきます」の類似表現
「拝受させていただきます」の類似表現には、「受け取らせていただきます」があります。
「拝受する」と「受け取る」は、同じ意味で使用できる言葉だと言えるのです。
「拝受させていただきます」の敬語表現
「拝受させていただきます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「拝受いたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「拝受させていただきます」は、「受け取らせてもらう」を意味するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
