ビジネス用語の「資料をご送付いたしました」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「資料をご送付いたしました」とは?意味
「資料をご送付いたしました」とは、「資料を送りつけた」という意味で使われるビジネス表現です。
「資料をご送付いたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
相手の手元に届くよう書類や物品を発送することをビジネス用語で「送付」といいます。
ただ送るだけではなく相手の手元に届くようそれなりの手続きをしてきちんと送る行為を表す言葉で、ビジネスで何かを相手に送る際に使う言葉です。
物事の参考にするために必要な情報やデータなどをまとめたもののことを「資料」といいます。
ビジネスでは書類としてまとめられることが多いのですが既存の本や映像などを資料として役立てることもあります。
「資料をご送付いたしました」は相手の手元に届くように資料を送りつける行為を意味する言葉です。
資料を送ったと相手に伝える意味で使われており、資料の発送手続きが完了した後に確実に受け取ってもらえるよう確認のためにする連絡で使います。
仕事仲間や取引相手など直接的なビジネスだけではなく、営業活動で顧客見込みのある人に対して資料やサンプルを送るときや請求に応じて資料を送付するときなど様々な場面で使われる表現です。
「資料をご送付いたしました」を使った例文
・『資料をご送付いたしましたのでご確認ください』
・『先週の月曜日に資料をご送付致しましたが届きましたでしょうか』
・『資料をご送付いたしましたので興味があればお申込みの方よろしくお願いします』
「資料をご送付いたしました」の類語や敬語での言いかえ
事務的な言い方で使われる表現ですが相手との関係や立場により色々と言い換えて使われます。
「資料をご送付いたしました」の類似表現
・資料を発送しました
「資料を送った」という意味になります。
手続きを終えたという極めて事務的な言い方であり、相手に受け取ってもらえるように送る「送付」とは違い単純に発送手続きを終えたという事実を表しています。
実際に行われている行為に大きな違いはありませんが「資料をご送付いたしました」よりもぶっきらぼうで心がこもっていない印象を与える言い方です。
「資料をご送付いたしました」の敬語表現
・資料を送付させていただきました
「させていただく」という表現を過剰敬語と見る向きもありますが、ビジネス敬語としては定着しつつありおかしな言い方ではありません。
目上の人に対しても使える言い方です。
「資料をご送付いたしました」の返答や返信例
・受け取り次第ご連絡いたします
相手にとっての一番の関心事は、送付した資料がきちんと届き受け取ってもらえるかどうかです。
届いたらきちんと受け取りそのことを連絡すると伝えておけば送った人も安心です。
まとめ
「資料をご送付いたしました」は資料を送ったと連絡するときに使う定番のフレーズです。
ごくありふれた表現なので正しく意味を理解しておきましょう。
