「発足させました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「発足させました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「発足させました」について解説をします。

「発足させました」とは?意味

組織や構造などが作られて活動を始めるという意味です。

「発足」には、組織や構造などが作られて活動が始めることという意味があります。

「発」は物事を始める、行動を起こす、「足」は進む、十分にある、たすという意味を持つ漢字です。

「させました」「させ」「させる」のことで、何かをやらせることを表します。

「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了を表す「た」をつなげています。

「発足させました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、組織や構造などを作って、活動を始めたときに用います。

活動を始めてだいぶ経ってからは用いません。

これから始める、始めたばかりだというときに用いる言葉です。

どのような規模のものについてもいうことができます。

たとえば、数人が集まって「地元の食材を使おうクラブ」というものを作ったとします。

このクラブは、地元の食材を飲食店で使うことを推進することを目的にしています。

これまでにはなかったクラブを作り、活動を開始しました。

そのことを「地元の食材を使おうクラブを発足させました」といいます。

今まで行っていたことを継続しているのではありません。

新しく何かを作って、そして活動を始めることをいいます。

「させました」「た」は過去や完了を表すので、すでに組織などはできあがっています。

これから組織などを作りますということではないのです。

「発足させました」という言葉だけでは使わず、何を発足したのかをこの言葉の前に現します。

「ました」「まし」は敬意を表す「ます」のことなので、このような表現を目上の人に対しても失礼ではありません。


「発足させました」を使った例文

・『同好会を発足させました』
・『コミュニティを発足させました』

「発足させました」の返答や返信例

誰が誰に向かって述べているのか、何を発足させたのかによって、返事の仕方が変わります。

大勢に対して述べられているときは、返答はしないことがあります。

記者会見の場で述べられている場合は、記者側が質問をすることもあります。

どのような組織なのか、どういった活動をするのかなどを、質問することになるでしょう。

報告という形で個人的に述べられている場合は、「わかりました」の意を伝えたり、発足をしたものについて質問をしたりします。

場合によっては組織などのサポートをします。

まとめ

この言葉は、組織などを作って活動を始めることを意味しています。

仕事で新しい物事を始めるときなどに用いられる言葉です。

新しく活動をすることになったら、その事柄に励んでいきましょう。