この記事では「添付させていただきます」について解説をします。
「添付させていただきます」とは?意味
書類やメールなどに何かをつけ添えますという意味です。
「添付」には、書類などに何かをつけ添えることという意味があります。
それだけを相手に渡すことではなく、何かに何かをつけて渡すことをいいます。
たとえば、メールに写真をつけて送るといったことです。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、その行為を遠慮しながら行う意です。
このような表現で相手に対して敬意を表しています。
「ます」は敬意を表す語です。
「添付させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、書類やメールなどに何かをくっつけて渡すときに用います。
たとえば、仕事の資料をメールで送るとします。
この資料をより理解してもらうために、図を一緒に送ることにしました。
資料に図をつけることを「添付」といいます。
相手を敬う表現にしたいので、「させていただきます」という表現を用います。
「させていただく」は許しを求めて行為をするときに使う言葉なので、添付をすることに許しを求める必要がない場合は、「させていただく」の表現はしません。
その場合は「添付いたします」とします。
「いたす」は「する」の謙譲語で、自分の側の行為を低めて表現することで、相手に対して敬意を表すものです。
「いたします」も丁寧な表現で相手を敬っているので、失礼にはなりません。
添付をするものを忘れてしまわないように気をつけてください。
忙しいと忘れてしまいがちなので、何かを渡す前に確認をしましょう。
「添付させていただきます」を使った例文
・『画像を添付させていただきます』
「添付させていただきます」の返答や返信例
資料などと一緒に何かを渡されるはずなので、確認をしてください。
何かわからないところがあったら、質問をしてはっきりさせておきましょう。
添付されているものが見当たらないときには、そのことを相手に伝えてください。
ファイルの場合、開けないこともあるかもしれません。
その場合も相手に尋ねてください。
資料などを受け取ったときには「ありがとうございます」とお礼を伝えます。
当たり前と思うことでも感謝の気持ちを伝えると、「ありがとう」といわれた方やうれしく感じます。
こういった些細なことが人間関係を良好に保つことにつながります。
まとめ
この言葉は、資料などに何かを添えて渡すときに用います。
何も言わずに渡しても添付されていることはわかりますが、一言添えた方がわかりやすくて親切です。
「させていただく」の表現は、許しを求める必要があるときに使うものなので、その行為をすることに許しを求める必要があるのか考えてみてください。
