「来年度から実施する」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「来年度から実施する」とは?
「来年度から実施する」は、次の年から実施する場合に使用できる言葉です。
ここでの「来年度」は、「来年」と異なる意味を持つことに注意しましょう。
ビジネスで来年度とした場合は、主に会計年度を示すのが一般的です。
つまり、4月に始まり、3月に終わる一年サイクルのことを「年度」と表現するのです。
一般的には開始が4月のケースが主流ですが、会社によっては違うケースもあるので注意しましょう。
なお、ここでは「来年度から実施する」としていますので、次の会計年度から何かを実施する事が分かります。
なお、「実施」とは、「実際に施行する」という言葉が短縮されたものだと言えます。
「来年度から実施する」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「来年度から実施する」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが新しいキャンペーンを計画していたとします。
しかし、その計画は今年度中に実施できない見込みだったのです。
このような場合には、「こちらのキャンペーンは、来年度から実施する予定です」と述べるとよいでしょう。
これにより、次の会計年度の事を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「来年度」の使い方に注意しましょう。
これは一般的には4月始まりの年度を示します。
それは企業でも学校でも同じです。
しかし、海外資本の企業などでは、この考え方が違っているケースもあるのです。
そのため、年度という言葉を使用する際に、相手も同じサイクルで「年度」を使用しているのかに、注意を払う必要があるのです。
「来年度から実施する」を使った例文
「来年度から実施する」を使った例文を挙げます。
例文のように、「実施する」に続けて文章を完結させると、自然で分かりやすい表現になります。
・『来年度から実施するとよいでしょう』
・『来年度から実施するべきだと思います』
・『来年度から実施するにはどうすればよいでしょう』
「来年度から実施する」の類語と敬語での言いかえ
それでは「来年度から実施する」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「来年度から実施する」の類似表現
「来年度から実施する」の類似表現には、「来年度から実際に施行する」があります。
「実施」と「実際に施行」は、同じ言葉を冗長に言い換えただけであり、同じ意味で使用できるのです。
「来年度から実施する」の敬語表現
「来年度から実施する」を、敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「来年度から実施いたす」のように言いかえできます。
まとめ
このように「来年度から実施する」は、次の会計年度から実施する場合に使用できる言葉です使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
