この記事では「近日中に改めて」について解説をします。
「近日中に改めて」とは?意味
近いうちにもう一度、という意味です。
「近日」には、近いうちという意味があります。
近いとは、時間的にどれくらいのことを指すのか定義はありません。
2、3日程度先の日のことを指す場合もあれば、10日以上先の日を指す場合もあります。
「中」は限られた範囲に含まれることを表します。
「近日中」という場合は、近い日の範囲のどこかで、たとえば近日が指すのが10日なら10日の間のどこかでといった意味になります。
「改めて」はもう一度という意味です。
つまり、一度何かが行われていることになります。
「近日中に改めて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、近いうちに何かをもう一度行う際に用います。
たとえば、懇親会を開くとします。
懇親会を開きますということを、参加者に伝えました。
会を開くということは伝えたものの、いつ、どこでといった詳しい内容は、まだ伝えていません。
詳しいことが決まるのは、もう少し先になりそうです。
もう少し先といっても、数日程度先のことです。
つまり、近日中に伝えるつもりでいます。
そういったとき、「近いうちにもう一度連絡をします」ということを「近日中に改めて」で表現をします。
一度連絡をしており、再度連絡をすることになるので「改めて」という言葉を用いています。
文章や会話の中では「改めて」の後に言葉を続けます。
連絡をするつもりなら、「ご連絡いたします」などの言葉が続きます。
近いうちに何をするのかによって、「改めて」の後に続く言葉は変わります。
「近日中に改めて」を使った例文
・『近日中に改めてご報告いたします』
・『近日中に改めて訪問させていただきたいと思います』
「近日中に改めて」の返答や返信例
近いうちに何をするのかによって、返事の内容が変わります。
場合によっては返答はしません。
連絡をしますというのなら、「わかりました」の意を伝えます。
電話で連絡を受ける場合は、確実に連絡を受け取るために、この時間帯なら支障はないということを伝えておいてもよいでしょう。
商品などの詳しい説明をしますという場合も「わかりました」の意を伝えます。
今すぐに何かを知りたいかもしれませんが、それは無理なため、この言葉が述べられています。
それが伝えられるまで、もう少し待っていましょう。
まとめ
この言葉は、近いうちにもう一度何かをするときに用います。
近いうちに連絡をする、訪問をする、発表をするなど、さまざまな事柄に用いることができます。
近いうちにといっておきながら、日にちが伸びすぎないようにしましょう。