「だめでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「だめでしょうか」とは?
「だめでしょうか」は、「だめか」という疑問文を丁寧に表現したものです。
「でしょうか」とは「です」が変形したものです。
「です」は丁寧語であり、語尾に付与して使用できます。
この言葉を語尾に付与すれば、文章全体を丁寧な印象のものに変化させる事ができるのです。
ここでは「です」を疑問文にいいかえて「でしょうか」にしています。
このようにすれば、相手に丁寧な言葉で何かを問いかけできるのです。
ここでは問いかけの対象が「だめ」になっています。
「だめ」とは漢字で「駄目」と表記します。
これは「よくないこと」や「うまくないこと」を意味する言葉です。
つまり「だめでしょうか」は「だめか」の意味であり、「よくないか」と同義の言葉だと言えるのです。
「だめでしょうか」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「だめでしょうか」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、大変な繁忙期だったとします。
しかし、あなたは私用で会社を休みたいと考えていました。
このような場合には、「明日は会社を休みたいのですが、だめでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、よくないかという疑問を、丁寧な言葉で問いかけできるのです。
この言葉を使用する際には、「だめでしょうか」の使い方に注意が必要です。
これは「だめですか」と言い換える事もできます。
どちらも同じ意味ですが、語尾の違いにより印象の差が生じます。
適切な語尾を選択して、上手に使い分けるとよいでしょう。
「だめでしょうか」を使った例文
「だめでしょうか」を使った例文を挙げます。
例文のように、最初に何をしたいのかを述べると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『明日は会社を休みたいのですが、だめでしょうか』
・『今年度の予算を使い切りたいのですが、だめでしょうか』
・『彼を採用したいと思いますが、だめでしょうか』
「だめでしょうか」の類語と敬語での言いかえ
「だめでしょうか」の類語と敬語を解説していきます。
「だめでしょうか」の類似表現
「だめでしょうか」の類似表現には、「難しいでしょうか」があります。
「駄目」と「難しい」は、同じような意味で使用できる言葉だと言えます。
「だめでしょうか」の敬語表現
「だめでしょうか」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「だめでございますか」に言いかえできます。
まとめ
このように「だめでしょうか」は、「よくないか」を相手に尋ねるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。