「応募させていただきたくご連絡を差し上げました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「応募させていただきたくご連絡を差し上げました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「応募させていただきたくご連絡を差し上げました」の意味を分かりやすく説明していきます。

「応募させていただきたくご連絡を差し上げました」とは?意味

「応募させていただきたくご連絡を差し上げました」は、「会社の募集に対して応募する意思を示し連絡する時の丁寧な表現」という意味です。

企業や団体などが人材や作品を募集している時に、是非自分、または自分の作品を応募したいと意思表示することを表します。

求人票は新聞・雑誌やチラシ、インターネットなどに掲載されていて、多くの場合は履歴書や職務経歴書を直接送付したり、ネットのフォームから申込んだりしますが、事前に電話やメールで連絡しておくと好印象になります。

非常に丁寧な表現ですが、「させていただく」が過剰敬語になります。

「させていただく」は原則「相手の許可が必要な場合」「自分にメリットがある場合」にのみ使える表現で、応募することに許可は必要とされないので当てはまりません。

この場合は「応募致したくご連絡を差し上げました」に言い換えた方がスッキリします。

「応募致したくご連絡を差し上げました」の文法

「応募致したくご連絡を差し上げました」で重要となるのは「致したく」「ご連絡」「差し上げました」という文章です。

「致したく」「する」の謙譲語「いたす」に希望・願望の助動詞「たい」の連用形「たく」が付いた連語、「ご連絡」「ご」は自分の動作をへりくだる接頭辞、「差し上げました」「与える・やる」の謙譲語「差し上げる」の丁寧語です。

謙譲語と丁寧語が使われていますので、目上の人や社外の人に使えます。


「応募致したくご連絡を差し上げました」の言葉の使い方や使われ方

「応募致したくご連絡を差し上げました」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『雑誌の求人に応募致したくご連絡を差し上げました』
雑誌は遅れて発行されますので、応募しても既に採用者が決まっていたということがない様に確認することも大切です。

・『今回のオーディションに応募致したくご連絡を差し上げました』
オーディションの場合、応募条件が厳しいので、あらかじめ確認する時などに使われます。

「応募致したくご連絡を差し上げました」の類語や言いかえ

「応募致したくご連絡を差し上げました」の類語や言いかえは以下の通りです。

「応募したくご連絡致しました」

こちらは電話で直接相手と話す時に使われる、簡潔な表現です。

「応募したくご連絡申し上げました」

「申し上げる」「言う」の謙譲語ですが、現在では行為の対象を敬う言葉として幅広く使われています。

まとめ

今回は「応募致したくご連絡を差し上げました」について紹介しました。

ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。