「諸作業を進めている段階」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「諸作業を進めている段階」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「諸作業を進めている段階」について解説をします。

「諸作業を進めている段階」とは?意味

さまざまな作業を行っているところという意味です。

「諸作業」には、さまざまな仕事という意味があります。

「諸」という漢字には、もろもろの、いろいろの、多くのという意味があります。

個数がいくつくらいのことを指すのか定義はありません。

「進め」は、物事を行うこと、物事を進行させることです。

「いる」は、今その状態であることを表します。

動詞の連用形に「て」を添えた形で、ある状態や動作が続いて今に至ることを意味します。

「段階」は、物事が進行している途中のひとつのある状態を指します。

「諸作業を進めている段階」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、仕事の進み具合を報告するときに主に使用をします。

たとえば、新しい建物を作るする仕事をしているとします。

建築物を建てるためには、資金を準備し、土地を探し、その土地を購入し、資材を得て、従業員を配置しなど、いろいろとやらなければならないことがあります。

これらは、一つのことが終わったら次の段階に進むというのではなく、同時に複数の作業が行われます。

さまざまな仕事を進めているこの状況を表すときに、このような言葉を使用します。

今その状態が続いていることを表しており、作業はまだ完成していません。

この言葉は敬語ではないので、目上の人に対して述べるときには「です」「ます」などもつけて表現をしましょう。

「諸作業」ではどのような仕事をしているのかわかりにくいので、具体的にひとつひとつの作業をあげて述べることもあります。

ひとつひとつの作業をあげた方が、相手は状況を理解しやすくなります。


「諸作業を進めている段階」を使った例文

・『ただいま諸作業を進めている段階です』

「諸作業を進めている段階」の返答や返信例

どのような状況なのかによって返答の内容は変わります。

作業を進めているところですという報告の場合は、「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。

詳しい内容を聞いて、必要なら指示を出します。

その都度、作業内容に修正をいれていきましょう。

今作業を行っているところだから、しばらく待っていて欲しいという場合は、作業が進むのを待っています。

ある段階が終わったとき、あるいはすべてが終わったときに、知らせるようにとお願いをしておいてもよいでしょう。

まとめ

この言葉は、一つだけではなく、いろいろなことをやっているのを伝える際に主に使用をします。

同時に複数の仕事を進行させることは珍しくありません。

いろいろやっていますということをこの言葉で表現できます。