「別紙に記載しております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「別紙に記載しております」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「別紙に記載しております」について解説をします。

「別紙に記載しております」とは?意味

別の紙に書いてありますという意味です。

「別紙」は別の紙のことです。

書類などの場合は、本書とは別の紙や文書を指します。

添えられているものことです。

「記載」には、書類や書物などに書いて記録することという意味があります。

デジタルコンテンツに書いてあることも「記載」といいます。

「おります」は、「~ております」の形で「~ている」の丁寧な言い方です。

この場合、動詞の連用形に「て」を添えた形で用います。

「して」「し」は、動作や行動を行う、ある状態になるという意味の「する」のことで、連用形は「し」です。

「別紙に記載しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かが他の紙に書いてあることを示す際に使用をします。

たとえば、新商品のアイデアについての書類があったとします。

この書類には、これから売りに出したいと考えている商品の外見、機能、希望小売価格などが記載されています。

これとは別に、これまで売りに出した似たような商品の売り上げを書いた紙も用意しました。

これは参考にするために添えたものです。

本書となるものが新商品のアイデアを書いた紙、それに添えた紙が別の商品の売り上げを書いたものです。

その、添えた紙のことを指して「別紙に記載しております」を使用します。

同じ書類内に書いてある場合は「別紙」という言葉は使用しません。

「~ております」の形が丁寧なので、このような表現で失礼にはならず、目上の人や取引先の人に対して用いることができます。

「別紙に~」といいながら、その紙を提示することを忘れないようにしましょう。


「別紙に記載しております」を使った例文

・『○○については別紙に記載しております』

「別紙に記載しております」の返答や返信例

必要があれば、別の紙に書いてあることに目を通します。

このような言葉が述べられるということは、別の紙を見て欲しいからでしょう。

本書に記載されていることをより詳しく知るために必要だと考えられるので、目を通しておきます。

行動で示し、言葉を返す必要はありません。

どの紙のことを指しているのかわからない場合は、相手に尋ねてください。

もしかしたら、別紙を渡し忘れているのかもしれません。

他の紙の間に紛れてしまっていることも考えられるので、よく探してください。

まとめ

この言葉は、本書とは別の紙に何かが書いてあることを示す際に使用をします。

本書とは少し外れたことを書いた紙、補足となるような内容を書いた紙などを示す際に主に用いられています。