この記事では「一部誤りがあることが判明いたしました」について解説をします。
「一部誤りがあることが判明いたしました」とは?意味
ある部分に間違いがあることがわかったという意味です。
「一部誤り」は、全体の中のある部分の間違いを意味します。
全部ではなくて、その中のある部分だけを指しています。
「ある」は存在するという意味です。
「判明」は、はっきりとすること、そうであるとわかることです。
そうであると疑いの余地がないさまをいいます。
「いたしました」は「いたす」「ます」「た」をつなげています。
「いたす」は「する」の謙譲語で、動作や行為を行うという意味です。
自分の側の動作を低めて表現することで、相手に対して敬意を表します。
「ます」は敬意を表す語、「た」は過去や完了を表す語です。
「一部誤りがあることが判明いたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かに誤りがあることがわかったときに、報告をするために用います。
たとえば、資料に使用した図が、本来使用するはずだったものとは違ったものを使ってしまっていたとします。
そのことを資料を配布してから気がつきました。
間違った図のままでは、資料を読んだ人に誤解を与えてしまいます。
そのため、正しい情報を知らせる必要があります。
まずは間違っていたことを知ってもらうために、このような言葉を用います。
そして、正しい情報を伝えます。
「一部」では全体のどの部分のことなのかわからないので、具体的にどこと示して、正しい情報も必ず示すようにしましょう。
この言葉は丁寧な表現ので、この表現で失礼にはなりません。
わかったのは話し手側なので、「判明」を敬意を表す表現にする必要はないです。
「一部誤りがあることが判明いたしました」を使った例文
・『一部誤りがあることが判明いたしました。申し訳ございませんでした』
「一部誤りがあることが判明いたしました」の返答や返信例
誤りがあった部分を確認して、必要なら訂正をしてください。
誤ったままその情報などを使用すると、後で困ったことになる可能性があります。
誤りがあったという情報は、一部の人たちだけで共有するのではなく、他の人たちにも知らせてください。
誤りをしてしまった人のことを責めても仕方がありません。
今後同じようなことが起こらないように、どうすればよいかを考えた方が建設的です。
まとめ
この言葉は、ある部分に誤りがあることがわかったときに使用をします。
気をつけていても誤りをしてしまうことはあります。
そのときには、隠すことはせずに、誤りを認めて知らせて、正しい情報を知らせるようにしましょう。