「大丈夫ですよ」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「大丈夫ですよ」とは?
「大丈夫ですよ」は「大丈夫です」を、相手に呼びかける表現に言いかえたものです。
「大丈夫です」とするよりも、「大丈夫ですよ」とした方が親しみやすい印象になります。
それは「よ」を付与することで、相手に対する呼びかけの形になるからです。
つまり、「大丈夫です」は回答や断定であり、「大丈夫ですよ」は相手への呼びかけなのです。
なお、「大丈夫」とは「問題ない」ことを示す言葉です。
ここでは丁寧語の「です」を組み合わせて「大丈夫です」としています。
このように丁寧語を組み合わせることで、簡単に丁寧な文章を作成できるのです。
「大丈夫ですよ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「大丈夫ですよ」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたの後輩が仕事で失敗してしまったとします。
保管するべき書類を、間違ってシュレッダーしてしまったのです。
しかし、その書類は電子ファイルが残っていたので、大きな問題ではありませんでした。
このような場合には、「そんなに気にしなくても、大丈夫ですよ」と述べるとよいでしょう。
これにより、問題がないということを、相手に呼びかける形で伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「ですよ」の使い方に注意しましょう。
これは親しみやすい表現と言えます。
そして、少しカジュアルな印象のある口語表現とも言えるのです。
そのため、フォーマルな場面や文書での使用は控えるべき言葉だと言えます。
使う場面に十分注意して、使用するとよいでしょう。
「大丈夫ですよ」を使った例文
「大丈夫ですよ」を使った例文を挙げます。
例文のように、何が大丈夫なのかを先に述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『そんなに気にしなくても、大丈夫ですよ』
・『数千円あれば、十分大丈夫ですよ』
・『今回の対応は急がなくても、大丈夫ですよ』
「大丈夫ですよ」の類語と敬語での言いかえ
それでは「大丈夫ですよ」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「大丈夫ですよ」の類似表現
「大丈夫ですよ」の類似表現には、「問題ありませんよ」があります。
「大丈夫」と「問題ない」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「大丈夫ですよ」の敬語表現
「大丈夫ですよ」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「問題ございませんよ」のように言いかえできます。
まとめ
このように「大丈夫ですよ」は、大丈夫であると相手に呼びかけるためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。