「だと思いますが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「だと思いますが」とは?
「だと思いますが」は、名詞と組み合わせて使用する言葉です。
たとえば「残念だと思いますが」や「失敗だと思いますが」のように、名詞を組み合わせることで初めて文章が成立するのです。
また、「だと」は「であると」が省略されたものです。
そのために、正式な文書などでは「であると」と言い換えるほうがよいでしょう。
さらに「思いますが」は「思う」という動詞がベースになっています。
これに丁寧語の「ます」を付与して、逆接の形で文末を終えると「思いますが」になるのです。
「だと思いますが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「だと思いますが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、後輩が資格試験を受験したとします。
とても頑張っていたのに、結果は惜しくも不合格でした。
このような場合には、「とても残念だと思いますが、次の試験で頑張りましょう」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手が残念に思っているであろうことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「だと」の使い方に注意しましょう。
これは名詞と組み合わせる必要があります。
名詞と組わせることで、自然な形で使用できるのです。
動詞と組わせると「だと」では接続できませんので、注意するとよいでしょう。
「だと思いますが」を使った例文
「だと思いますが」を使った例文を挙げます。
例文のように、「だと」の前に加える事で、自然で分かりやすい文章を作成する事ができるのです。
・『今回は不合格で、とても残念だと思いますが』
・『ここまで客が来なければ流石に失敗だと思いますが』
・『明日の朝はすぐに顧客の訪問だと思いますが』
「だと思いますが」の類語と敬語での言いかえ
「だと思いますが」の類語と敬語を解説していきます。
「だと思いますが」の類似表現
「だと思いますが」の類似表現には、「かと思いますが」があります。
「だと」と「かと」は、同じような使い方できる言葉だと言えるのです。
「だと思いますが」の敬語表現
「だと思いますが」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「だと存じますが」に言いかえできます。
ここでは「思う」を意味する謙譲語の「存ずる」に言い換える事で、相手に敬意を示す言葉にできるのです。
まとめ
このように「だと思いますが」は、名詞と組み合わせる事で、初めて文章が成立するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。