社会人として知っておきたい、言葉もあるもの。
「含みます」の正しい使い方を見ていきましょう。
「含みます」とは?
「含む」とは、中に入っていることを指します。
例えばパッケージに「〜を含みます」と書かれていると、商品の中にそれが混じっていることを示しています。
「含みます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
商品やサービスについて、前もってお知らせしたいことを伝える際に引用されています。
例えば原材料や消費税など、購入前に伝えておきたいことを書く際に使われています。
一方で個人宛に送るメール文では、少々味気なく思えることも。
他の用語に置き換えるなど、心のこもった文章に見えるよう工夫していきましょう。
「含みます」を使った例文
・『当店のパンは、原材料に小麦を含みます』
・『いずれのメニューも、消費税を含みます』
・『こちらの価格は、送料も含みます』
「含みます」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「含みます」の類似表現
同じような言い方に「含まれます」または「含まれています」があります。
言い切りの「含みます」に比べると、丁寧な言い方に聞こえます。
ペットフードの販売をおこなう際に「こちらの商品は、食物繊維がたっぷり含まれています」と説明できます。
「含みます」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「含まれております」が挙げられます。
例えばペンションのオーナーがお客様に「宿泊料金にはあらかじめ朝食代も含まれております」と説明する際に用いられています。
「含みます」に比べて柔らかさが増しているので、接客業の方も使いやすい日本語です。
一方で「含まれてございます」というと、やり過ぎの感が出ます。
バランスには気を付けておきましょう。
「含みます」の返答や返信例
内容量や価格についてのお知らせがあったら、購入前に確認しておきましょう。
不明なことがあれば、担当者の方に質問します。
「恐れ入ります。
〇〇についてご教示いただけませんか」とお願いします。
少々堅苦しいと思った時は「〇〇について確認したいのですが」と声をかけてみましょう。
まとめ
「含みます」について見てきました。
迷いやすい日本語を正しく学んで、正しい敬語を身につけていきましょう。