「裾野を広げる」という言い回しについての解説です。
「裾野を広げる」とは?意味
「裾野を広げる」は、ビジネスにおいては自ら商品とかサービスとかを宣伝し、新しい客層を取り入れるという意味です。
つまりは、今いる顧客だけでは企業としては成長が望めない、もっとお客を取り込むことができたらもっと自社は成功し会社を大きくできるという考えに基づくのが、「裾野を広げる」という考えです。
なお、この言葉は人数をたくさん取り込むうえで、知識も取り込むので、人数をたくさん取り込むにはどうすればよいかというノウハウも一緒に取り込むという考え方でよいでしょう。
「裾野を広げる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「裾野を広げる」は、ビジネスでは自ら新しい客層を取り入れることと、客層を取り入れるためのノウハウも一緒に取り込むという意味で使用します。
なので、この言葉を使用するのはおそらく、会社の運営にかかわる人物でその人物がこの言葉を使用することで企業の顧客を増やすのだと認識します。
よって注意点を挙げるとすれば、「裾野を広げる」は顧客拡大とその方法を意味するのでノウハウもきちんと継承するという流れである必要があり、単に顧客が付いたので良しとするのは間違いで、ノウハウもきちんと把握していることがこの言葉の前提です。
「裾野を広げる」を使った例文
・『社長が裾野を広げるとおっしゃった』
・『裾野を広げるようにとのご通達があった』
「裾野を広げる」の返答や返信例
「裾野を広げる」についての返答及び返信は、部下と思われる人に対して上司がとにかく顧客を増やせという命令をして手段を択ばないとした場合、部下側が「わかりました」と述べたり、「手段を択ばなくともよいんですか?という具合に返事をするのが答えになります。
この言葉への返事は、要は、企業の顧客が増えれば良しとするので、手段を択ばずともよいという考えを持っている人であれば、手段を択ばないで顧客を増やすことをすればそれも返事であり答えです。
まとめ
「裾野を広げる」は、企業という組織が顧客を得るにはどうすればよいかという手段と方法を意味します。
よって、この言葉は、顧客を得た際のノウハウもセットで継承されている必要性があります。
この言葉はどちらかというと、企業の方針についてどうするかという意味を持つので、偉い人が企業の方針を決める際に使用する言葉です。
そして、企業の方針は顧客確保という路線を意味し、かつ、顧客確保をした際のノウハウを生かすことでさらに顧客を得ようというのがこの言葉が持つ意味で、企業を大きくして行こうとする拡大路線というような考えであると言ってもよいでしょう。