「可能でしょうか」という表現法についての解説です。
「可能でしょうか」とは?意味
「可能でしょうか」は、相手側に対してできるかどうかを追求する言葉で命令ではないんですが、どこか上から目線で相手に対してできるかどうかを追求する表現です。
なぜなら、でしょうかは、だろうかという推測をする言葉を丁寧語にしただけで実のところ、可能という言い方ができるかという意味なので、上からに聞こえてしまいがちです。
なので、言い替えが必要で、ビジネスでの言い替えの候補としては、「していただけますか」や「していただきたく存じます」などが言い替えの候補になります。
「可能でしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「可能でしょうか」は、ビジネスでは使わないほうが良いです。
なぜなら相手に対して問う姿勢が問題であまりに上から目線で物事をできるかと問うていますので先方の企業様や個人の方は手はお客様に対して失礼です。
よって、注意点以前にこの言葉は廃止して、言い換えて言葉を形成するのが良いでしょう。
なお、言い替えの候補としては、「していただけますか」に「していただきたく存じます」が良いでしょう。
なお、「していただきたいです」も言い換え可能な候補ですが「していただきたいです」は、注意点がありまして、必ず、ですで区切るようにしないと「していただきたい」という命令になるので本当に注意しましょう。
「可能でしょうか」を使った例文
・『ポイント払いは可能でしょうか』
・『お客様から、こちらの書籍10冊を購入可能でしょうかとのことです』
「可能でしょうか」の返答や返信例
「可能でしょうか」は、企業人が使用する場合失礼なんですが、言葉に対する返答は一応、出来るかできないかを答えるというのが返答です。
よって、「可能です」や「無理です」などが返事になります。
ですが、この言葉は、どちらかというとお客様側が使用した場合において許される言葉なので、企業陣営が使用した場合失礼なので返答以前に失礼な行為であるという自覚が必要です。
まとめ
「可能でしょうか」は、企業ではなく、お客さん側が企業に対して対応ができるか否かを聞く場合許される言葉です。
つまり、お客さんは企業に対して頼みをする姿勢において上から出の目線が許され、かつ敬語ですのでこの場合許される敬語をお客さんが使用したということになります。
一方、企業陣営がこの言葉を使用すると、お客さんよりも偉い立場にある企業という印象を与えるので望ましくはないです。
よって、企業陣営が使用する場合、言い替えが必要で、言い替えの候補としては、「していただけますか」に「して頂きたく存じます」が言い替えの候補になるでしょう。