「遅くなりましたが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「遅くなりましたが」とは?
「遅くなりましたが」は、「遅くなったが」と同じ意味の言葉です。
ここでは、丁寧語の「ます」を組み入れる事で、「遅くなりましたが」と表現しているのです。
「遅くなる」とは、「遅い」という形容詞がベースになっています。
「遅い」は、「何かをする上で時間がかかること」や「時間がかなり経過していること」を意味します。
これを動詞の形にすると「遅くなる」と表現できるのです。
これは「遅い」という状態になってしまうことで、動詞として表現した言葉です。
これで「ましたが」を加えることで「遅くなりましたが」になっているのです。
ここでは語尾が逆接を示す「が」で終わっています。
そのため、このままでは文章を完結できず、それに見合った言葉を続けて述べる必要があるのです。
「遅くなりましたが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「遅くなりましたが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが会議を開催したとします。
しかし、集合時間にメンバーが集まらず、開始が遅れてしまったのです。
このような場合には、「遅くなりましたが、会議を始めましょう」と述べるとよいでしょう。
これにより、遅くなってしまった状況を、上手に表現して周囲に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、組み合わせる言葉に注意しましょう。
「遅くなりましたが」と述べているため、その状況に見合った内容を組み合わせる必要があるのです。
違和感のない言葉を選択して、文章全体を構成するとよいでしょう。
「遅くなりましたが」を使った例文
「遅くなりましたが」を使った例文を挙げます。
例文のように、「遅くなった」状況と組み合わせても違和感がないように、続ける言葉を選択するとよいでしょう。
・『遅くなりましたが、会議を始めましょう』
・『遅くなりましたが、まだ間に合うと思います』
・『遅くなりましたが、まだあきらめてはおりません』
「遅くなりましたが」の類語と敬語での言いかえ
「遅くなりましたが」の類語と敬語を解説していきます。
「遅くなりましたが」の類似表現
「遅くなりましたが」の類似表現には、「遅れましたが」があります。
「遅くなる」と「遅れる」は、同じような使い方が出来る言葉なのです。
「遅くなりましたが」の敬語表現
「遅くなりましたが」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「遅くなられましたが」に言いかえできます。
この場合は、遅くなる行動の主体が相手になるので、注意して使い分けましょう。
まとめ
このように「遅くなりましたが」は、遅くなった状況を表現するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
