「次の機会を楽しみにしています」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「次の機会を楽しみにしています」とは?
「次の機会を楽しみにしています」は、「次のチャンスを楽しみにしている」や「次の場面を楽しみにしている」との意味で使用できる言葉です。
「機会」は、「チャンス」や「場面」を意味します。
ここでは「楽しみにいています」と組み合わせることで、次のチャンスが来ることを、心待ちにする様子を表現しているのです。
また、「しています」は「している」を意味する言葉です。
「している」に丁寧語の「ます」を付与する事で、言葉が変形しているのです。
そして「している」は現在進行形を表す表現です。
「する」を「している」に言いかえる事で、今も行動が進んでいる様子を表現できるのです。
「次の機会を楽しみにしています」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「次の機会を楽しみにしています」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが飲み会に誘われたとします。
しかし、あなたは都合が悪くて参加できなかったのです。
このような場合には、「次の機会を楽しみにしています」と述べるとよいでしょう。
これにより、今日は参加できないことを、間接的な表現で相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、間接的な否定表現になっていることに注意しましょう。
「次の機会」と表現することで、「今の機会」が駄目であることを遠回しに表現しているのです。
そのため、肯定文を使用した否定表現になっているとも言えます。
このような表現は、相手に真意を誤解される可能性もあります。
そのような事項に注意しながら、上手に使いこなす必要があるのです。
「次の機会を楽しみにしています」を使った例文
「次の機会を楽しみにしています」を使った例文を挙げます。
例文のように、「います」を「おります」にすれば、謙譲表現にも変更可能です。
・『次の機会を楽しみにしています』
・『次の機会を楽しみにしております』
・『次の機会を楽しみにいたしております』
「次の機会を楽しみにしています」の類語と敬語での言いかえ
「次の機会を楽しみにしています」の類語と敬語を解説していきます。
「次の機会を楽しみにしています」の類似表現
「次の機会を楽しみにしています」の類似表現には、「またの機会を楽しみにしています」があります。
「次の機会」と「またの機会」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「次の機会を楽しみにしています」の敬語表現
「次の機会を楽しみにしています」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「次の機会を楽しみにしております」に言いかえできます。
まとめ
このように「次の機会を楽しみにしています」は、遠回しに断るためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
