この記事では「引き続きよろしくお願いします」について解説をします。
「引き続きよろしくお願いします」とは?意味
その後の物事も続けて行ってくださいといった意味です。
「引き続き」には、その後に続く物事があるさま、ある物事の後にさらに物事が続くという意味があります。
テレビだとコマーシャルの前後に「引き続きご覧ください」といった使い方がされています。
「よろしく」は、人にものを頼むときに使用をする言葉です。
「お願いします」と一緒に使われることが多くあります。
「お願いします」は行って欲しい事柄を人に頼む言葉です。
「お願い」は「願い」の美化語・謙譲語、「ます」は敬意を表す語になります。
「引き続きよろしくお願いします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある物事が終わった後に、続いて他の物事も行って欲しいときに使用をします。
話し手がお願いをしており、何かを行うのは聞き手です。
たとえば、資料の作成をお願いしたとします。
この資料は1から5まであります。
1の資料作成が終わったので、話し手のところに資料作成者が1の資料を持ってきました。
話し手としては、その後も資料作成を続けて、2から5を作って欲しいです。
そういったときに、この言葉を用います。
丁寧なお願いの仕方なので失礼にはなりません。
目上の人に何かを引き続きお願いすることは少ないので、主に自分よりも下の者や同等の者に使用をします。
取引先の人に対してなら「引き続きよろしくお願いいたします」としてもよいでしょう。
動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「いたします」を添えた形にすると、謙譲の意を表し、その動作が及ぶ相手に敬意を表すことができます。
「引き続きよろしくお願いします」を使った例文
・『お忙しいと思いますが、引き続きよろしくお願いします』
「引き続きよろしくお願いします」の返答や返信例
続けて物事を行うように頼まれているので、頼まれている事柄を行います。
返答としては「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。
指示が必要な場合は、指示を求めてください。
具体的な指示を求めた方が、相手の希望にそった仕事ができることでしょう。
最初に依頼を受けた段階で、続けて物事を行うことはわかっていたはずなので、お願いされていることを途中で断るということはありません。
事情が変わってどうしてもお願いを断らなければならないときには、謝罪をするようにしましょう。
まとめ
この言葉は、聞き手に続けて何かを行って欲しいときに使用をします。
ある事柄が終わった後に、他のことも続けて行うことは、ビジネスの場では少なくないと思います。
他人にやってもらうので、丁寧にお願いをしましょう。