「尊敬しきりです」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「尊敬しきりです」とは?
「尊敬しきりです」は、「尊敬することがしきりにあります」との意味で使用できる言葉です。
これは、言葉が省略されているとも言えます。
「しきり」には、頻繁にという意味があります。
たてえば「しきりに菓子を食べる」と言えば、菓子を食べる頻度が高いことを表します。
この「しきり」を使用して「尊敬しきり」とすることで、尊敬の念を抱く場面が、たびたびあることを表現しているのです。
つまり、「尊敬する場面がしきりにあること」を示して、「尊敬しきりです」と表現できるのです。
「尊敬しきりです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「尊敬しきりです」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、尊敬している先輩がいたとします。
しかし、その先輩からは、先輩とは思っていないであろうと言われたのでした。
その先輩とは仲がよいため、普段は尊敬の気持ちが伝わらないのです。
このような場合には、「私は入社以来、先輩のことを尊敬しきりです」と述べるとよいでしょう。
これにより、先輩を尊敬する機会が多いということを、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「しきりです」の使い方に注意しましょう。
これは、尊敬以外にも応用して使えます。
たとえば「感謝しきりです」と表現してもよいでしょう。
しかし、どのような使い方をしても、省略表現になっているため、少し分かりにくいものになるのです。
これを回避するためには、たとえば「尊敬する事しきりです」のように、言葉を補って言い換えてみるとよいでしょう。
「尊敬しきりです」を使った例文
「尊敬しきりです」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を加えてアレンジして使ってもよいでしょう。
・『尊敬しきりです』
・『毎日のように尊敬しきりです』
・『先輩のことを尊敬しきりです』
「尊敬しきりです」の類語と敬語での言いかえ
それでは「尊敬しきりです」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「尊敬しきりです」の類似表現
「尊敬しきりです」の類似表現には、「尊敬するばかりです」があります。
少しニュアンスの違う表現になってしまいますが、ただただ尊敬する様子を表現できる類似の言葉だと言えるでしょう。
「尊敬しきりです」の敬語表現
「尊敬しきりです」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「尊敬いたすばかりです」のように言いかえできます。
まとめ
このように「尊敬しきりです」は、頻繁に尊敬する様子を表現できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。