「行ってください」を解説していきます。
正しい言い方を覚えて、ビジネスに活かしてみてください。
「行ってください」とは?
「行ってください」は、先に出かけて欲しいというニュアンスがあります。
また道案内をして、分かりやすく行き方をアナウンスする表現です。
「行って」と丁寧語の「ください」が付いた、シンプルな表現です。
「行ってください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「行ってください」は事務的な言い方です。
慌ただしく出かける準備をしていて、先に同僚や部下に外に出て欲しい場合に使います。
ある意味、忖度や飾り気のないフレーズです。
ただ「行ってください」はシーンによっては、きつく受けとめられてしまう言葉です。
とくに早口だと、相手はまくし立てられているように感じてしまいます。
とくに目上の方に対しては、他の言い回しに置きかえて上品に使っていきましょう。
「行ってください」を使った例文
・『後から行くので、先に行ってください』
・『顔色が悪いので、病院へ行ってください』
・『資料を持って、会議室に行ってください』
「行ってください」の類語や敬語での言いかえ
「行ってください」の言いかえとして「行かれてください」があります。
少し手直ししただけですが、柔らかさのある日本語になります。
相手を立てる、敬いのニュアンスも含まれています。
「行ってください」の類似表現
よく似た言い方に「いらしてください」もあります。
ある場所に行って欲しい場合に使えます。
「私は会議があるので、先にいらしてください」と活用できます。
「いらっしゃってください」にも言いかえできるので、相手に合わせて変化させていきましょう。
「行ってください」の敬語表現
「行ってください」の丁寧な表現に「おいでください」があります。
例えば「エレベーターで三階に上がって、会議室においでください」と使えます。
取引先の方に対しても、失礼なく使えるフレーズです。
「行ってください」の返答や返信例
このように言われたら、どう返せばいいか迷います。
このフレーズは先に出かけて欲しいとき、とある場所に向かって欲しい場合に使います。
そのため「承知いたしました」や「伺わせていただきます」や「先に参ります」などを引用します。
焦らず落ちついて、いい言葉を選んでいきましょう。
まとめ
「行ってください」の意味と使い方をおさらいしました。
この表現は、行動をうながす言い方です。
命令口調に聞こえてしまうこともあるので、注意が必要です。
上司の顔を立てるためにも、他の言い回しを覚えておきましょう。
気持ちよく仕事を進めてみてください。
