「語弊があり申し訳ございません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「語弊があり申し訳ございません」とは?
「語弊がある」は、「悪いように聞こえる」や「言葉の真意とは違うように聞こえる」との意味で使用される言葉です。
「語弊」とは「言語による弊害」のことを表しています。
言葉が持つ表層的な意味により、真意とは違う誤解を生む様子を、「語弊がある」と表現できるのです。
また、ここでは「申し訳ございません」という言葉を組み合わせています。
これは、相手に対する謝罪の気持ちを表明する言葉なのです。
なお、「申す」は謙譲語であり、「ございません」は丁寧語の表現になっています。
「語弊があり申し訳ございません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「語弊があり申し訳ございません」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの会社で謝罪会見をしたとします。
メディアでの不適切な発言を、会社として謝罪するもでした。
このような場合には、「語弊があり申し訳ございませんが、真意は説明したとおりです」と述べるとよいでしょう。
これにより、言葉から受け取る内容に誤解が生じやすいものであったことを、上手に言いかえて謝罪できるのです。
この言葉を使用するときには、「語弊があり」の使い方に注意しましょう。
これは、「誤解を招き」と混同しやすい表現だと言えます。
「語弊を招き」のような使い方はしないのが一般的ですので、間違えて使用しないように注意が必要なのです。
「語弊があり申し訳ございません」を使った例文
「語弊があり申し訳ございません」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を加えてアレンジしてもよいでしょう。
・『語弊があり申し訳ございません』
・『私たちの発言に語弊があり申し訳ございません』
・『メディアに掲載された内容に語弊があり申し訳ございません』
「語弊があり申し訳ございません」の類語と敬語での言いかえ
「語弊があり申し訳ございません」の類語と敬語を解説していきます。
「語弊があり申し訳ございません」の類似表現
「語弊があり申し訳ございません」の類似表現には、「誤解があり申し訳ございません」があります。
「語弊がある」と「誤解がある」は、同じように使用できる類似の言葉だといえるでしょう。
「語弊があり申し訳ございません」の敬語表現
「語弊があり申し訳ございません」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「語弊があったことを心よりお詫び申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「語弊があり申し訳ございません」は、語弊があったことを詫びるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。