「選んでください」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「選んでください」とは?
「選んで」は、「選ぶ」という動詞が変形したものです。
これに「ください」を付与することで、相手に何らかの行動を要求するための言葉になります。
「ください」は「くれ」の尊敬語です。
そのため「選んでください」は、「選んでくれ」と言う内容を、相手に敬意を示しながら要求するための言葉なのです。
この「ください」という言葉は、敬語表現では非常に多く使用さえるものです。
ここでは語尾を「ください」と断定していますが、「くださいますようお願いします」などの遠回しな表現も可能です。
また、「くださいますと幸いです」など、自分の願望を示すような表現でも使用できるのです。
「選んでください」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「選んでください」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが上司から会議室の予約を指示されたとします。
指定の時間で調べてみると、6名用と8名用の会議室に空きがありました。
このような場合には、「6名用と8名用で、好きなほうを選んでください」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に丁寧な言葉で、会議室の選択を要求できるのです。
この言葉を使用する場合には、「ください」の使い方に注意しましょう。
ここでは断定的な語尾で終えていますが、より丁寧な表現にすることも可能です。
冗長にはなりますが、「くださいますようお願いします」のようにすると、少し丁寧な印象が向上するのです。
相手や状況に応じて、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
「選んでください」を使った例文
「選んでください」を使った例文を挙げます。
例文のように、対象に関する言及を一緒に加えてあげると、文章全体が分かりやすいものになるはずです。
・『好きな方を、選んでください』
・『お好みの選択肢を、選んでください』
・『無数にある候補の中から、ひとつだけ選んでください』
「選んでください」の類語と敬語での言いかえ
「選んでください」の類語と敬語を解説していきます。
「選んでください」の類似表現
「選んでください」の類似表現には、「選択してください」があります。
「選んで」と「選択して」は、表現の異なる同じ意味の言葉だと言えます。
「選んでください」の敬語表現
「選んでください」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご選択ください」に言いかえできます。
まとめ
このように「選んでください」は、相手に何かを選んで欲しい場面で使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉なので、おぼえておくとよいでしょう。