「貴重なお時間を無駄にしてしまい」という言い回しについての解説です。
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」とは?意味
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」は、ビジネスの商談などで、相手側から商談の説明を求められ時間を割いて説明をしたが、相手側が商談を破棄した際に用いられるのがこのワードです。
このワードの意味は、相手側の貴重な時間、ビジネスマンとして活動する時間を奪ったという意味になります。
なので、貴重な時間を奪ったからどうであるという説明をする際のテンプレートになります。
このテンプレートを用いれば、謝罪だったり、さらに別のプランを提案し商談とするなどが可能です。
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」は、相手側に対して時間を割いてもらい、かつその時間を有効活用できなかった際に使用します。
そのうえで、このワードは、どういう方向に話を持っていくかがポイントであり注意点でもあります。
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」を使った例文
・『貴重なお時間を無駄にしてしまい申し訳ありません』
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」の返答や返信例
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」についての返事は、なぜ、大切な時間を消費させる結果になったかが答えです。
つまり、時間を浪費と言ってよい状況になったのが、商談の失敗だった場合、時間を消費させた側に対して帰ってくる言葉は、「時間の無駄だった」という辛辣なものになります。
他にも、商談ではなく、第3者である部長とか課長から依頼という形で仕事を引き受けたものがまだ仕事を完了していない場合、部長や課長は仕事を与えた人物が仕事を完了しないと次の段階に進まないわけですから、これも、「貴重な時間を無駄にしてしまい」と言ってのけた人物に対して、課長と部長が返す言葉は、「さっさと仕事をしろ」という言葉を返すので、要はこのワードの返事というものは、時間を浪費させた側に対して、偉い立場にある人物が率直にどういうことを述べるかが答えです。
まとめ
「貴重なお時間を無駄にしてしまい」という言い回しは、時間を浪費させたとされる人物側は、相手の人が自分よりも偉い立場にあるがゆえ、お時間という言い方をしてかつ貴重なお時間という言い回しをすることで丁寧なお詫びを述べようとする前置きにしているわけです。
このワードはあくまで前置きなので、実のところ、謝罪になるかは未知数です。
たとえば、「貴重なお時間を無駄にしてしまいましたが、あなたが悪いんですよ」と言えば、これは謝罪ではなく、相手側に問題があると言ってのけ、責任が相手にあるとまで言っています。
よってこのワードは絶対に謝罪に対して使用するワードではありません。
だから、どういう方向に話を持っていきたいかが重要になるんですね。