みなさんは、ビジネスシーンで「またいつかご一緒にお仕事できる機会があれば幸いです」という言葉を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方と注意点、例文や言い換えについて詳しく解説していきます。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があれば幸いです」の意味とは?
「またいつか」は、「ふたたび、いつの日か」という意味があります。
「ご一緒にお仕事できる」は、「連携して、協力し合いながら物事に取り組む様子」を表す時に使う言葉で、丁寧表現の接頭語「ご」と「お」が付いていますので、相手に対して敬意を表した言い方です。
「機会があれば」は、「物事が起こるきっかけやタイミングがあれば」という意味です。
「幸いです」は、喜びや嬉しさを表す言葉で、「そうなればありがたい、そうなれば嬉しい」というニュアンスがあります。
つまり、「またいつかご一緒にお仕事できる機会があれば幸いです」は、「いつの日か再び協力して取り組むことが出来ると嬉しい」という気持ちを伝える時の言葉です。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があれば幸いです」の使い方や注意点
相手に対して、「今後も信頼関係を維持して、また一緒にお仕事しましょう」というメッセージを伝える際に、よく使われている言い回しです。
この言葉の注意点としては、「またいつか」という表現が、「いつの日かは不明な未来」というニュアンスがあり、期間や期限の分からない言葉であるということです。
相手には、「いつのことか分からない」という印象を与えることになります。
「またいつか」よりも近い未来として、「またすぐに」といったニュアンスで伝える場合は、表現に工夫が必要になります。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があれば幸いです」の言い換え
・『機会があればまたご一緒させてください』
・『チャンスがあればまたご一緒にお仕事したいです』
・『次の機会もご一緒させていただければ幸いです』
・『次の機会もぜひご一緒したいと存じます』
「また」という言葉は、「次も、再び」といった意味合いがあることから、「今回の仕事で培った信頼関係を、次の機会にも生かしていきたい」という願いを感じ取ることが出来ます。
「いつかまた」よりも、「次の機会も」という表現の方が、「またすぐに」といったニュアンスを伝えやすくなると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があれば幸いです」は、相手との“信頼関係”や“絆”を感じさせる言葉であることが分かります。
ビジネスシーンでは、このようなコミュニケーションを積極的に取ることで、相手に対する考えや思いを伝えることが出来ます。
相手との良好な信頼関係を築き、良きパートナーとして「いつでも一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるように努めていきたいものです。