この記事では「どなたをお訪ねすればよろしいのでしょうか」について解説をします。
「どなたをお訪ねすればよろしいのでしょうか」とは?意味
どの人のところに行けばいいのかを問いかける言葉です。
「どなた」は不定称の人代名詞で、「だれ」の意の尊敬語です。
「お訪ね」は、ある人に会うためにその場所に行く、目的があってその場所に行くという意味の「訪ねる」に、「お」をつけて相手を敬う言い方にしたものになります。
「お」は動詞の連用形について、その下に「する」を添えた形で、謙譲の意を表し、その行為が及ぶ相手に敬意を表すものです。
「よろしい」は「よい」の丁寧な言い方を指し、差し支えない、支障ないという意味になります。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を問いかける意味があります。
「どなたをお訪ねすればよろしいのでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、訪ねるべき人が誰なのかを問いかけるときに使用をします。
訪ねるという行為をするのは、話し手あるいは話し手側の者です。
「お~する」の形で表現をすることで、その行為が及ぶ相手を敬った表現をしており、目上の人に対して述べても失礼にはなりません。
「でしょうか」も丁寧な表現で、これも目上の人に対して使用して問題ないものです。
はっきりしない人を指す言葉には「どなた」の他に「だれ」があります。
しかし、目上の人に対して「だれ」という言葉を使用するのは不適切です。
「どなた」の方が丁寧な表現なので、はっきりしない人を指すときには「どなた」を使うようにしましょう。
「どなたをお訪ねすればよろしいのでしょうか」を使った例文
・『明日、どなたをお訪ねすればよろしいのでしょうか』
「どなたをお訪ねすればよろしいのでしょうか」の返答や返信例
誰のもとに行けばよいのかを伝えます。
○○さんとはっきりと訪れるべき人のことをあげましょう。
その人に会うためにはどのような道を行けばいいのかを、相手がわかっていないときには、その行き方も教えます。
地図があるとわかりやすいでしょう。
訪ねる際には、訪問時間の確認も大切です。
会う時間が決まっているなら、その時間も教えます。
場合によっては土産を持参することもあるので、その相談もしておいた方がよいかもしれません。
土産は日持ちするもの、かさばらない物が望ましいです。
まとめ
この言葉は、だれの場所に行けばよいのかわからないときに使用をします。
ビジネスの場では、誰かのもとに訪れる機会が少なくありません。
どこに行けばよいのかわからないときには、このような丁寧な言葉を使って問いかけてみましょう。