「併せてお願いします」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「併せてお願いします」とは?
「併せて」は、「一緒に」や「同時に」などを意味する言葉です。
今回の例のように、「併せてお願いします」とすれば、何かと一緒にお願いすることを意味します。
これを使用する場合には、前提条件が必要になります。
それはメインテーマがあることです。
メインテーマがあるからこそ、「併せてお願いします」を使用できるのです。
そして、この言葉でお願いするのが、サブテーマということになります。
そのため、「一緒に」という意味もありますが、「ついでに」のような意味も含まれると考えるとよいでしょう。
「併せてお願いします」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「併せてお願いします」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが委託先から納品を受けたとします。
しかし、検品の結果から、問題があることがわかりました。
ひとつは文章構成の変更です。
そしてもう一つは誤字脱字の修正でした。
そして、文章構成の変更については、最初に伝達済でした。
このような場合は、「誤字脱字の修正も、併せてお願いします」と述べるとよいでしょう。
これにより、付帯作業として誤字脱字の修正をお願いできるのです。
この言葉を使用する場合には、「併せて」の使い方に注意しましょう。
「併せて」には、「合せて」や「あわせて」の表記が考えられます。
どれを選んでも問題はありませんが、相手に与える印象は違ってくるのです。
文章や状況に合わせて、最適な表現を選択するとよいでしょう。
「併せてお願いします」を使った例文
「併せてお願いします」を使った例文を挙げます。
例文のように、お願いする何かを明示するようにすれば、相手にとって分かりやすい文章を作成できるはずです。
・『不具合対応も、併せてお願いします』
・『システムの改修も、併せてお願いします』
・『最終的なチェックについても、併せてお願いします』
「併せてお願いします」の類語と敬語での言いかえ
「併せてお願いします」の類語と敬語を解説していきます。
「併せてお願いします」の類似表現
「併せてお願いします」の類似表現には、「一緒にお願いします」があります。
「併せて」と「一緒に」は、同じような意味で使用できる類似表現だといえます。
「併せてお願いします」の敬語表現
「併せてお願いします」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「併せてお願い申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「併せてお願いします」は、相手に何かを一緒にお願いしたい場合に使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉なので、おぼえておくとよいでしょう。
