「修正頂きありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「修正頂きありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「修正頂きありがとうございます」について解説をします。

「修正頂きありがとうございます」とは?意味

不十分・不適当と思われるところを改善してくれたことについて、感謝を伝える言葉です。

「修正」には、十分ではない、適当ではないと思われるところを改善するという意味があります。

「頂き」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意になります。

「ありがとうございます」は感謝の気持ちを表します。

「ます」は敬意を表す語です。

「修正頂きありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かを修正してくれたときに、お礼の言葉として使用をします。

この場合、正確にいうと「修正して頂き」です。

「いただく」は、動詞の連用形に接続詞の「て」を添えた形につくと、話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意になります。

口頭の場合は気にする必要はありませんが、メールの場合は「頂き」は漢字にするか、ひらがなにするか悩むところです。

どちらでも間違いではないのですが、漢字にすると「修正頂き」と漢字続きになり、見た目がよくありません。

そのため、ひらがなにしてもよいでしょう。

お礼は、できるだけ素早く伝えることが望ましいです。

修正してくれたものを見せてもらったときに、その場で伝えましょう。

メールなどで修正したものが送られてきたときには、その日のうちにお礼の連絡をします。

その際に、修正されたものへの感想をひとこと添えるとよいでしょう。

お礼を伝える定型文がありますが、定型文をそのまま使っては、形ばかりだと思われてしまいかねません。

自分の言葉で表現をした方が、気持ちが伝わります。

また、感想を伝えられるということは、修正したものに目を通したということです。

こちらがきちんと見たということも伝わります。


「修正頂きありがとうございます」を使った例文

・『○○を修正頂きありがとうございます』
・『お忙しいところ、修正頂きありがとうございます』

「修正頂きありがとうございます」の返答や返信例

返答しない場合があります。

修正しなければならず、相手に迷惑をかけたかもしれないので、誤りがあったことについて謝罪の言葉を述べてもよいでしょう。

修正を依頼されたときに謝罪をしているなら、その必要はありません。

まとめ

この言葉は、聞き手が修正をしてくれたときに、感謝を伝えるために使用をします。

何かを修正しなければならないことが、ビジネスシーンではあります。

その際に、誰かに修正をしてもらったときに用います。

きちんとお礼を伝えることは、人間関係を良好に保つために大切なことです。