「確認した限りでは」という言い回しについての解説です。
「確認した限りでは」とは?意味
「確認した限りでは」とは、事実確認をした限り、どうであるという話にもっていく際の言い回しのテンプレートになります。
この言い回しの意味は、事実確認をした限り、あなたの主張は間違っている、あなたの主張は正しいというように相手側の主張がどうであるかを表す意味があります。
なので、ビジネスにおいては、このワードは相手の主張を確認してからどうであるかを述べるために使用するワードです。
「確認した限りでは」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「確認した限りでは」という言い回しは、ビジネスにおいては、相手の意見を自社にて確認した限り、正しいとか間違っていることを伝えるために使用します。
なので、このワードを使用する際の注意点は、原則確認作業をしていることが重要で、確認した限りどうであるかという部分を相手に正確に伝え、かつ納得させねばなりません。
つまり、確認作業を行う上で矛盾というものが出た場合、確認してないじゃあないかと言われてしまいますし、確認してもその程度のことしかわかっていないのであれば、わかっていないのと同じじゃあないかなどと言われた日にはこのワードは自らが確認をしてチェックしたと言い切る根本が無効になるのです。
「確認した限りでは」を使った例文
・『確認した限りでは、お客様のご利用歴は1カ月前になります』
・『確認した限りでは、お客様は、数年はいらしていません』
「確認した限りでは」の返答や返信例
「確認した限りでは」についての返事は確認作業をした限りどうだったかという答えに納得できるか否かが答えです。
なので、納得した場合、「わかりました」とか、「納得できました」と言えば、相手に納得したと理解してもらえ、「納得できない」と言い出せば、相手の確認したという答えについて不服を唱えていると理解します。
まとめ
「確認した限りでは」という言い回しは、相手側が確認作業をした限りどうであるかを言い合わらすビジネス用のテンプレートです。
このテンプレートは、いわば、相手側が確認作業をしたのだから納得してほしいというものになるんですが、問題は、本当に確認した?という疑問が実はあることです。
たとえば、商品を購入して購入した証明書があるのにもかかわらず、相手企業には商品を購入したという履歴がないと言い出すとこれは、お客様側は納得できないでしょう。
なので、このワードは、相手側が全くと言ってよいほど確認作業を行わず、かつ誠意みたいなものすらない場合、相手企業側を不審に思わせるだけのワードになり下がるのです。