この記事では「ご説明に参ります」について解説をします。
「ご説明に参ります」とは?意味
説明をするためにそちらに行くという意味です。
「説明」には、ある事柄をよく理解できるように述べることという意味があります。
「参り」は「参る」のことで、「行く」「来る」をへりくだる気持ちで丁寧に述べたものです。
「行く」「来る」の先方が聞き手の場合は、その聞き手を敬う意があります。
「ます」は敬意を表す語です。
「ご説明に参ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、相手のところに行くときに使用をします。
行くのは話し手です。
話し手が訪れるところの人が聞き手になり、その聞き手に対して敬意を表したいい方になります。
相手を敬ったいい方なので、訪れる先の人が自分よりも上の立場のものである場合に使用して、失礼にはなりません。
訪問をするときのマナーがあります。
まず、相手の都合を確認をして、訪問の約束をします。
いきなり訪れては相手の迷惑になり、また相手が留守の可能性があるので、事前に確認する必要があります。
訪問前には、約束の時間に遅れないように、バスや電車の時刻を確認したり、道順を確認したりします。
遅くても5分前には到着するようにすることが望ましいです。
相手はこちらとの約束だけでなく、別の用事もあるはずで、遅れてしまっては他の事柄に影響を与えてしまいます。
しかし、あまりにも到着が速いと、相手は人を迎える準備ができていなかったりするので、10分以上前に訪れるのは避けましょう。
遅れてしまいそうなときには、必ず連絡をします。
「遅れます」とだけ伝えるのではなく、何分くらい遅れるのか、何時ごろに到着するのかを伝えるようにします。
そして、訪問先では何かの説明をします。
訪問後には、お礼のメールを送ります。
その日のうちに送ることが望ましいです。
お礼のメールをすることで、相手との関係を良好に保てるようになります。
「ご説明に参ります」を使った例文
・『○○日の○○時にご説明に参ります』
「ご説明に参ります」の返答や返信例
来ることに問題がなければ、訪問を受け入れます。
何日の何時に来ると約束をするはずなので、その時間に人を迎えられるように準備をしておきましょう。
都合が悪い場合は、断ることができます。
断る際には、「申し訳ありませんが」など一言添えると、相手を拒絶している印象が和らぎます。
まとめ
この言葉は、何かの説明のために先方を訪れるときに使用をします。
自分の側を低めて表現することで、相手を敬ったものです。
訪問をする際には、約束をしておいたり、時間に遅れないようにしたりなど、マナーがあります。
マナーを守って訪問をしましょう。