「お声がけください」という言葉は施設やお店などで耳にすることの多い言葉です。
意味や使い方、言い換え表現、英語表現など、知っているようで知らない知識を簡単に説明します。
「お声がけください」の意味
「お声がけください」という言葉は「何か不明な点があったあら言ってくださいね」といった意味があり、窓口の人やお店の店員さんがお客様に対して使う言葉です。
市役所や銀行などに加え、飲食店や家電量販店など、さまざまな施設やお店で耳にすることの多くあります。
お客様から質問される前に質問を求める際にかける言葉で、一言で充分に意味は伝わりますのでしつこく声かけしないように注意しましょう。
誰にでも声かけするのではなく、何かを探している様子や困っている様子が見ていてわかるお客様に対して使うようにしましょう。
「お声がけください」の使い方
「お声がけください」という言葉は企業で言えば、基本的に社外の人に対して使用します。
社内で使用すると上司であっても、毎日接している相手に対して少しよそよそしさを感じてしまうので、「ご用命ください」や「お申し付けください」という言葉を使いましょう。
社外の人へ使用する場合は、取引先やお客様へ配布した資料に対して「こちらの資料に何かご不明な点がありましたら、お声がけください」という言い回しができます。
お店であれば、入口で「何かあればいつでもお声がけください」と声かけしたり、商品購入後に「ご購入ありがとうございました。
今後も何かございましたらいつでもお声がけください」という使い方があります。
「お声がけください」の言い換え表現
「お声がけください」という言葉を別の言葉に言い換える場合は、「ご質問ください」「お申し付けください」「ご用命ください」などがあります。
施設やお店によって言い方が違いますが、どれも同じような意味合いの言葉です。
丁寧な敬語を使いたいということであれれば、「お声がけくださいませ」「お声がけいただければ幸いです」「お声がけくださいますようよろしくお願いいたします」と言い換えることができます。
自分が声をかけて欲しい相手がどんな相手なのか、どういった場面なのかを考慮して正しい言葉に言い換えるようにしましょう。
「お声がけください」の英語表現
「お声がけください」を英語に訳すと「Please let me know」となり、直訳すると「私に知らせてください」という意味になります。
この言葉は基本的に施設やお店で使われるものの、外国からの観光客の方が困っている場合でも活用することができます。
さまざまな場面で活用できるので、ぜひ覚えておいてください。
まとめ
ここでは「お声がけください」という言葉の意味や使い方、言い換え表現、英語表現について簡単に説明してきました。
人と直接接する仕事であれば使用する可能性の高い言葉なので、お客様が不快感を感じない程度に活用するようにしていきましょう。