この記事では「また相談させていただくことがあると思いますが」について解説をします。
「また相談させていただくことがあると思いますが」とは?意味
今回だけでなく別の機会にも、問題を解決するために話し合ったり、意見を聞いたりすることがあると思うという意味です。
「また」は、同じことが再び繰り返されるという意味です。
「相談」は、問題を解決するために話し合ったり、意見を聞いたりすることをいいます。
「させていただく」は、相手に許しを求めることで、その行為を遠慮しながら行う意です。
相手に許しを求める必要があるときや、迷惑をかけるときに主に使用をします。
「思います」は、そうかもしれないという可能性を意味します。
「が」は前の語句と後の語句をつなげるものです。
この後に他の言葉が続きます。
「また相談させていただくことがあると思いますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他のときにも話を聞いてもらったり、意見を聞かせてもらったりしたいときに用います。
一度相談をしている場合に用いるものです。
「また」は再びという意味なので、一度も相談をしていない場合は「また」はつけません。
今、Aさんに相談をしました。
今回だけでなく、他の機会にも相談をしたいです。
そのようなときに、Aさんに対して用います。
Aさんに一度も相談をしたことがないけれど、いつか相談をしたいといった場合には、「また」はつけずに「相談させて~」となります。
「させていただく」は、相手に許しを求めるときや、相手に迷惑をかけるときに用いるものです。
相談を受ける方は、そのための時間を確保したり、重い話を聞いたりしなければならず、負担になります。
相手に迷惑をかける可能性があるのです。
そのため、「させていただく」と表現しています。
ある動作や行為を行うという意味の「する」は、謙譲語にすると「いたす」です。
相談することを自分をへりくだっていうと「相談いたす」となりますが、相談をしたいという場合にこの表現をすると、上から目線のように感じられます。
「また相談させていただくことがあると思いますが」を使った例文
・『また相談させていただくことがあると思いますが、よろしくお願いいたします』
「また相談させていただくことがあると思いますが」の返答や返信例
別の機会に相談される可能性があるので、そのときにも相談にのってあげるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、一度だけでなく別の機会にも相談をする可能性がある場合に使用をします。
このような言葉を用いて、相談をしたいと伝えているのです。
別の機会にも相談にのってくれるような人がいるのは、心強いことです。
