「ご紹介いただけますでしょうか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご紹介いただけますでしょうか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご紹介いただけますでしょうか」について解説をします。

「ご紹介いただけますでしょうか」とは?意味

知らない人同士の間に入って引き合わせて欲しいといった意味です。

「ご紹介」「紹介」「ご」をつけたもので、知らない人との間に入って引き合わせる、仲立ちという意味です。

「ご」は、他人の行為や、他人に及ぶ行為を表す語について、その行為をする人や行為が及ぶ人に対して尊敬の意を表します。

「いただけ」「いただく」のことで、話し手や動作を受ける者にとって恩恵になることを他人から受けるという意味です。

この場合は、話し手が他人に誰かを紹介してもらうことで恩恵を受けます。

「ます」は敬意を表す語、「でしょうか」「だろうか」の丁寧な表現で問いかけの意です。

「ご紹介いただけますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、誰かを紹介して欲しいとお願いするときに用います。

丁寧ね表現を用いていますが、目上の人に対して「私に紹介してください」というのは、やや図々しいです。

パーティーなどで知らない人を紹介してもらいたい場合には、目上の人が紹介してくれるのを待っているとよいでしょう。

待っていても紹介をしてもらえないときには、この言葉を用います。

「ますでしょうか」「ますか」とすることもできます。

「ます」は敬意を表す語、「でしょうか」は問いかけを表す語なので、二重敬語にはなりません。

しかし、「ますか」の方が短く伝えることができ、文章で書くときはすっきりした印象になります。

紹介をして欲しいとお願いをした場合、自分の方が下の立場なら、最初に相手にこちらのことが紹介され、その次に相手のことがこちらに紹介されます。

身分の高い人に対してまずは紹介をし、その次に身分の低いものに対して身分の高い人のことが紹介されます。

地位が下なのに、先にこちらに紹介をして欲しいというのは図々しいです。


「ご紹介いただけますでしょうか」を使った例文

・『○○さんをご紹介いただけますでしょうか』

「ご紹介いただけますでしょうか」の返答や返信例

紹介をするのが嫌だということはあまりないと思うので、誰かと誰かを引き合わせます。

その際、どちらを先に紹介するのか気をつけましょう。

他社の人と自社の人であれば、他社の人に対して自社の人を紹介し、次に自社の人に他社の人を紹介します。

順番を間違えると失礼になることがあるので、注意が必要です。

まとめ

この言葉は、誰かを引き合わせて欲しいときに用いるものです。

地位が下の者が紹介してくださいとお願いをするのは、図々しく受け取られることがあるので気をつけましょう。