「お時間を頂戴できますと幸いです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お時間を頂戴できますと幸いです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お時間を頂戴できますと幸いです」について解説をします。

「お時間を頂戴できますと幸いです」とは?意味

時間をもらえるとありがたいという意味です。

遠回しなお願いの仕方になります。

「お時間」「時間」「お」をつけた丁寧語・美化語です。

「頂戴」はもらうことをへりくだっていう語です。

その他にも、与えてくれ、売ってくれの意を親しみを込めたいい方でもありますが、この場合は「牛肉を100gちょうだい」のように用います。

「できます」「できる」「ます」をつなげた言葉です。

「できる」はそれをする能力や可能性を表し、「ます」は敬意を表します。

「幸い」は、その人にとってありがたいことという意味です。

遠回しにお願いするときにも用います。

「です」「である」「だ」の丁寧な表現です。

「お時間を頂戴できますと幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、時間を欲しいときに用います。

何かをもらいたいときには「ください」と表現することもあります。

しかし、「ください」は命令のように聞こえることもあるので、目上の人に対して用いる際には注意が必要です。

「幸いです」は、その人にとってありがたいことという意味で、命令ではありません。

そうしてくれるとうれしいと、遠回しにお願いをする際に用います。

「頂戴できますと」「いただけると」とも表現できます。

「いただく」「もらう」の謙譲語です。

自分の側を低めて表現することで、相手を敬っています。

時間が欲しい場面とは、たとえば、何かを仕上げるのに期日に間に合わないため、完成させるまでもう少し時間が必要なとき、話をしたいので相手に時間を確保して欲しいときなどです。

どれくらい時間を必要としているのかがわからないと、相手は時間を与えることができるのか判断できません。

そのため、どれくらい欲しいのかを明確にして相手に伝えます。

何かを仕上げることなら、数日であったり、数か月だったりするでしょう。

話の場合は5分ほどで済む場合もあれば、30ほど必要なこともあります。

時間をもらえたなら、お礼を述べることを忘れてはなりません。


「お時間を頂戴できますと幸いです」を使った例文

・『あと1日お時間を頂戴できますと幸いです』

「お時間を頂戴できますと幸いです」の返答や返信例

時間を与えることができるのか、できないのかを答えます。

話の場合は数分で終わることもあるので、できるだけ時間を作ってあげるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、時間が欲しいときに遠回しなお願いの仕方として用います。

どのように伝えるかで相手の態度が変わります。

丁寧にお願いをすれば、時間をもらえるかもしれません。