この記事では、「ご盛況おめでとうございます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ご盛況おめでとうございます」とは?意味
「ご盛況おめでとうございます」は、「会合やイベントが盛大に開催されたことにお祝いを述べる時の丁寧な表現」という意味です。
主催者に対して、そのイベントが成功しておめでとうと言う気持ちを伝える時に使われます。
自分が出席した時、欠席した時どちらでも使えます。
ただし、「ご盛況」は「催し物に多くの人が集まって盛んな様子」で、あくまで「その場の様子」を表す言葉です。
会合やイベントが成功することを表す場合には「ご盛会」を使った方が良いでしょう。
また、「ご盛会おめでとうございます」は文法的に間違っていませんが、やや口語調です。
かしこまった場面で使う場合にはより丁寧に「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」に言い換えましょう。
「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」の成り立ち
「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」は「ご盛会+を+心より+お喜び+申し上げます」で成り立っています。
「ご」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、または言葉を上品にする美化語、「盛会」は「盛大でにぎやかな会合」という意味、「を」は助詞、「心より」は「心の底から」という意味、「お」は自分の動作をへりくだる接頭辞、「喜び」は動詞「喜ぶ」の連用形で「めでたいことと祝福する」という意味、「申し上げます」は動詞「言う」の謙譲語「申す」の丁寧表現で、「お・ご~申し上げる」で動作の対象を敬う意味です。
尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれていますので、目上の人や取引先の人に使えます。
「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」の言葉の使い方や使われ方
「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『貴社主催の展示会のご盛会を心よりお喜び申し上げます』
相手の会社が主催する展示会が、賑やかに開催されて成功したことを祝福する時に使われます。
『レセプションのご盛会を心よりお喜び申し上げます』
海外からの要人が出席する招待会などが、盛り上がって成功した様子を祝福する時に使われます。
「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」の類語や言いかえ
「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」の類語や言いかえは以下の通りです。
「ご盛会を心からお祝い申し上げます」
「お祝い」とストレートに表現することで、おめでたいと思う気持ちがより伝わります。
「〇〇会のご成功を心よりお喜び申し上げます」
イベントが成功したことを祝福する表現です。
イベント名を間違えない様にしましょう。
まとめ
今回は「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」について紹介しました。
「ご盛会を心よりお喜び申し上げます」は、「相手が主催する会合やイベントが成功したことにお祝いを述べる時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。