この記事では「心の糧」について解説をします。
「心の糧」とは?意味
心を豊かにしたり、支えとなったりするのに役立つものという意味です。
「心」には、人間の知性や感情の働きにかかわるものという意味があります。
精神といった意味です。
「糧」には、食物、精神の活力となるものという意味があります。
心は食物を食べないので、この場合は精神の活力となるものという意味で用いています。
「心の糧」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、心を豊かにしたり、支えたりするのに役立つものを指して使用をします。
つらい状況にあるときや、楽しいことをしている、うれしいことがあったときに用いることが多いです。
何を心の支えにするのか、何が心を豊かにするものなのかは、人によって異なります。
たとえば、恩師の言葉が「心の糧」となっている人がいます。
この言葉を支えとして、前を向いて頑張って行こう、目標に向かって進んで行こうと考えるのです。
また、ある人にとってはおいしい食事が「心の糧」となることもあります。
毎日仕事が大変だけれど、仕事をしているからこそ給料をもらうことができる。
そして、そのお金でおいしいものを食べられる。
このように考えて、心を支えて日々頑張るのです。
芸術も「心の糧」となります。
音楽や絵画など美しいものは、人の心を豊かにしてくれます。
日常生活では頻繁には用いることはなく、授賞式のときやインタビューのときなどに用いられることがあります。
そのようなときには、感謝の言葉とともに述べられることが多いです。
非常につらい状態になると、何のために生きているのかなど考えてしまうことがあります。
つらい状況になると、自分にとっての「心の糧」は何だろうと考えるようになります。
心の支えとなるものは、生きる希望を与えてくれるものです。
しかし、普段はあまり意識していないことが珍しくありません。
「心の糧」を使った例文
・『この言葉を心の糧としてきました』
・『楽しかった記憶が心の糧となる』
・『温かい言葉が心の糧となる』
「心の糧」の返答や返信例
この言葉自体に返答することはありません。
何を「心の糧」としているのか語られるので、それについて耳を傾けましょう。
自分にとってはどうでもいいことでも、相手にとっては心の支えになる大切なものなので、どんなものを「心の糧」にしていようと否定しないようにします。
まとめ
この言葉は、心を豊かにしたり、支えたりするのに役立つものを指して用います。
普段は何が心の支えになっているのかを意識することは少ないのですが、つらい状況にあったとき、非常にうれしいことがあったときなどに、何が心を支えているのか考えるようになります。
そういったときに用いる言葉です。