この記事では「またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」という言葉について説明していきます。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」とは?
なにかの仕事で共同関係にあったものが終了して、別れの挨拶として使う言葉です。
「またいつか」という言葉を使っている点がポイントで次がわかっていればこの言葉ではなく「近いうちにまたご一緒に仕事ができるかと存じます」など含みのある言い方になります。
一般的には先に御礼の言葉をつけて、「この度はありがとうございました、またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」とします。
文章で使う際は挨拶状的なものになり、発声して使う場合は相手先と別れるまでには伝えないといけない言葉です。
同一会社であっても他部署の社員、他の営業所の社員であれば使える言葉ですし、家電量販店のメーカー派遣員であれば社員に掛ける言葉として使うことができます。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」を使った例文
・『ご指導ありがとうございました、研究員としてまたいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます』
ゼミの卒業生が講師・教授に掛ける言葉としての使い方で、一旦ゼミからは離れゼミで研究した方向性に近い進路に進んでまた研究に戻りたいという時に使います。
・『今日はお疲れさまでした、またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます』
メーカー派遣など短期的に店舗の仕事をして一旦その店舗の仕事を終える際に店舗側の人にかける挨拶としての使い方です。
この場合やや高い確率で実際に仕事をするケースがありえます。
・『この度はありがとうございました、またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます』
何らかの協力関係にあった別会社の社員同士、または同じ会社の別部署の社員同士で掛ける言葉です。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」の言いかえ表現
いつかを除いた「またご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」謝意を含んだ「次の機会があった際もよろしくお願い致します」などが言い換えとして存在します。
「またいつかご一緒できれば」の場合仕事以外のプライベートでも会うという含みがでてややニュアンスが異なります。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」の類似表現
「またお仕事できれば」という意図が含まれれば類似した表現ですが、状況が限定的で類似語は少なく、人に掛ける言葉なのであまり凝った表現は避けたほうが良いでしょう。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」の敬語表現 すでに敬語表現となっています。
そのため、先につけるお礼も敬語にする必要があります。
「またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じます」の英語表現
I hope I have the opportunity to work with you somedayとなります。
まとめ
またいつかご一緒にお仕事できる機会があればと存じますという言葉は使用シチュエーションが限定的でもあり、次の機会などの言い換えもありますが、挨拶としての意図も強いため、別の表現を考える必要は薄いでしょう。